二十歳代の頃は英語の勉強に熱を上げていた。とにかく片っ端から英会話の番組は聞いていた。ＮＨＫ続基礎英語、英語会話、百万人の英語、テレビ英語会話等々。また英字新聞も購読していた。毎日新聞の毎日ウィークリーである。ところがいくら何でもこれだけやると流石に消化不良となる。最初は何とか頑張ってやってみたが、次第に読む時間が無くなってゆき、終にはいわゆる「積ん読」状態になってしまった。今思うと勿体なく且つアホな事をしたと思う。消化不良だと気づいた時点で購読を止めればいいのに、そのままずるずるととっていたのである。
その理由は後できっと読む機会があるだろうと考えていたのである。ところがどっこい、その時読まない物を後になって読む訳が無い。でもそんな理由で購読を止めた後も英字新聞は捨てずに他の英語雑誌同様仕舞っておいた。だが遂に家を改築する際、流石に思い切って捨てた。
だが最近これと言って新しく英語を勉強していないから、私の英語力は落ちるばかりである。そこでボキャブラリーを増やすためにも英字新聞をまたとるかと考えた。だが待てよ、一体今いくら位するのか？また内容はどうなっているのかなと思い、インターネットで検索して探し当てたら。何と記事の一部が音声付きで紹介されているではないか。ラッキー！これはいいですよ。これで充分です。これを毎週読んでりゃいい。これが続かなかったなら、新聞を購読したって続く訳が無い。
と言う訳でケチな私にはぴったりのサイトです。ああ、有り難や、有り難や。インターネット様々ですな。きっと私みたいな輩がどんどん増えてきているから、新聞が売れなくなっているんだろうなと、変な所で納得してしまうすかんぴんでありました
