すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

レコード洗浄機完成

 Tさんが作っていてくれた超音波レコード洗浄機が完成した。早速試運転。アクリルケースに入っており、中の機械が丸見えの所も機械好きの人には溜まらない所だ。電源スイッチを入れると作動時間を選択して下さいとの表示が出て、1分間、3分間、5分間の3つのうちから選択出来る。通常は5分間仕様でいいように思う。ひととおりTさんから使用の仕方を習う。自宅で試した時には綺麗にほこりが取れたという。これで市販品の3分の1の価格だから、Tさんには感謝感激だ。

 それにしてもこんな機械をいとも簡単に作ってしまうTさんには恐れ入ってしまう。いくら機械の設計、組み立てはお手の物と言っても実際に作り、一定の水準の品物に仕上げるのは容易ではない。Tさんの場合、机上の構想だけで終わらず。必ず実際に作り上げるのが凄い所だ。

 さてTさんが帰った後町内のOさんから戴いたレコードを洗ってみることにした。良くある市販品のように専用の洗浄液を使わなければならないなんて事は無い。只の水でいい所が良い。超音波で水を振動させ、レコードの音溝に入ったゴミを洗い流す仕掛けになっている。実はOさんのレコードは長年使用せずに仕舞い込んでいたためカビが生えていた。このため大してレコードをかけていないのに、レコードをかけると、パリパリ、プツプツと雑音が盛大に入る。

 レコードの洗浄が終わり、乾かして早速ターンテーブルに乗せ、掛けてみる。おお。前とは打って変わってほとんどノイズが聞こえない。大成功ですよ、これは。それからは何枚も洗浄した。お気に入りの金子由香里のレコードも洗ったが、これはどうもレコードの音溝に傷が出来ているらしく、針飛びは解消しなかった。まあ、これはFさんの所のレコード洗浄機に掛けても、やはり同様に駄目だったんだからしょうがない。いくらレコード洗浄機といえども傷までは治せない。

 好きなレコードは頻繁に掛けるからどうしてもゴミやほこりが入りやすくなる。この洗浄機を使ってまたノイズの少ない音が聞けるのは嬉しい。Tさん、有り難う。

これでまた新品同様のレコードになるぞー!