町内の○崎さんに誘われて新潟三越「フェルメール 光の王国展」新潟伊勢丹「日本画の神髄 文化勲章作家展」を見に行って来た。荒れた天気を予想していたが、以外とお天気が良かったのは運が良かった。両デパート共凄い人出で、流石新潟のデパートは違うと思ったものだった。
フェルメールも悪くなかったが元々作品数が少なく、ほとんど知っている物ばかりで、それほどの感動は無かったが、実際の大きさというものが分かり、その点では良かった。リ・クリエイト作品という、言わばレプリカだが、どうせ凡人の私達。本物との差はたぶんほとんど分からないだろう。図録を買って帰ろうかとも思ったが、今更フェルメールの図録を買ってもしょうが無い。作品はほとんど知っているのだし、インターネットで幾らでも作品の画像は見られるんだから。と言う訳で生物学者の福岡伸一氏が解説したビデオを買った。氏は熱烈なフェルメールのファンなのだそうな。
午後からは三越だ。こちらは予想に反して至極良かった。やはり本物の持つ凄みや迫力が伝わってくる。印刷物にしたのではとうてい分からない微細な描写も確認出来て満足した。中でもひろしま美術館蔵の竹内栖鳳「河畔群鷺」は見事だった。二曲一双の屏風に描かれた物でこれぞ日本画だ。こちらのミュージアム･ショップではこの作品の色紙を買った。さーて家の何処に飾ろうか？
私は何たってこれが気に入った。こんな屏風が我が家に有ればねえ。
展覧会を見た跡で昨年オープンした新潟のオーディオ展に立ち寄った。ここはハードオフが開店した中古オーディオ専門店だ。ハードオフの前身は「サウンド北越」というオーディ店だったから、言わば先祖返りした事になる。店内はかなり広く3階まで有る。飽きずに店内を見学した。オーディオが盛んだった頃の製品に出会えて懐かしい気持ちになった。これでお値段がもう少し安けりゃねえ。（笑）
懐かしの製品がずらり。
帰りの高速道路は一転して荒れた天候になった。途中から激しく雪が降ってきて、高速道路はノロノロ運転に。事故もあちこちで起きており、パトカーも駆けつける事態に。やむなく西山で下り自宅へ。○崎さんの車が４ＷＤで良かった。○崎さんはしっかり私の真似をしておなじミュージアム・グッズを買っていたようだ。別に私の好みに合わせる必要は無いのにねえ。
久しぶりに文化の香りを嗅いだような気がします。たまにはでかけなくちゃあね。○崎さん、誘ってくれて有り難うね。
