Uさんがワラビ探しのついでにキノコを見つけてきた。この間ウスヒラタケが出ていた木に発生した物らしい。見たところヌメリスギタケによく似ているが、ヌメリスギタケが今頃出るだろうか?そこでキノコ博士のH先生に伺ってみた。
するとキノコの柄の根元の方が無いのでハッキリとは断定出来ないが、姿と発生時期から考えてヌメリスギタケモドキではないかと仰る。ヌメリスギタケモドキは春から秋に発生するから、今出ていてもおかしくないとのこと。なるほどそうだったのか。それにしても今頃発生するキノコとは珍しい。確かにキノコは1年中発生するとは聞いているが、実際に目の当たりにするとエー、今頃と言う気持ちになる。
当地柏崎の近く旧寺泊町では先頃絶滅危惧種のアカダマスッポンタケが柏崎の人によって発見されている。あわよくばこれもと思ったが、そんなに上手く行く訳がない。まあ春に食用キノコを見る事が出来たと言うことで良しとしましょう。