すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

相次ぐ閉店

 最近市内のあちこちのお店が相次いで閉店している。ホテル、お菓子屋さん、外食レストラン、呉服屋さんなど様々だが、こうも頻繁だと流石に街に活気がなくなってしまう。

 今日も今日とて木材会社さんに買い物に行ったら、お隣の工場が操業してないようなので、尋ねると2年前に閉鎖したという。う〜ん、お店ばかりでなく工場までもか。当地柏崎市はまさに火が消えたようだ。安倍首相は少しずつではあるが、景気は着実に回復しているとは言うが、当地に限って言えば確実に後退してますよ。

 平成7年の市町村合併によってお隣の高柳町、西山町と合併した時の人口が9.4万人、平成26年の人口が8.8万人。かなりの落ち込みである。おそらく今ではもっと減っているに違いない。合併前のピーク時の人口は8.9万人であったから、その時と比べると高柳、西山の人口分丸々減っていることになる。どうりで活気がない訳だ。

 人口が減れば当然その分消費が落ち込む。この落ち込み分をカバーする景気が来てくれればいいのだが、どうも柏崎はお客を呼ぶ魅力に乏しいのか、消費は冷え込む一方だ。もう原発が再稼働したところでさして消費は伸びまい。いや、そもそも街の活性化を原発に期待することが的外れなのだ。

 市独自の魅力を案出せねば新幹線に見放された我が市は只の通過する街とと化してしまうだろう。老舗のお店は辞め、市外から出店したチェーン店なども逃げてゆく。お年寄りばかり残る寂しい所になってしまいそうで、甚だやるせない。

 都会ばかり栄えて地方の小さな市は忘れ去られようとしている。地方創生と言うならば、本気で再生に取り組んで欲しいものだ。そうでないとそのうち市内にお店が無くなって、市外へわざわざ買い物に行く羽目になっちゃうかもよ。