何でも明け透けに話せる友達というのは必要なもので有る。愚痴を聞いて貰うだけで良い。それだけで少し気持ちが楽になる。話した所で何の解決にもならないのだが、悩みを聞いて頷いてくれるだけで心の重しが半分取れたようになるから不思議だ。
腹に据えかねている時も同様である。相手も同意してくれると大分ガス抜きが出来る。孫呉の兵法にもある。敵に勝つ秘訣の中に必ず相手に逃げる余地を残して攻撃する事だと。
そうでないと「窮鼠反ってネコを噛む」ことになったり、「背水の陣」でどのような反撃があるか分からない。悩みも一人で考え込んでしまいに脳が身体に異常を来さぬよう、保護回路が働いて脳自体に思考停止命令を出す。そうなったら一大事。廃人の一歩手前状態になってしまう。
だからそうならぬよう愚痴や悩みを聞いてくれる相手を見つけておくのだ。いや悩み事ばかりではない。喜びは人に話せば倍になると言うではないか。何でも一人で抱え込まぬが良い。
その点私はそういう事を話せる友達がいて幸せだと思う。歳を取ったら幾らお金が有っても孤独は寂しい。喜びや、悩みを共有出来る友がいるのは有り難い事だ。まあ、たまに我が家にやって来てブー、ブーとホントのガス抜きをやる奴もいるが。(笑)
歳を取ったら兎に角ストレスを溜めない事。どうせお金は貯まらないんだから。(笑)と言うわけで明日も脳天気のココロだあ〜。(小沢昭一か、お前は?)