すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

もろたどー2

 今日は市の博物館でキノコ研究会が主催する「キノコ再発見教室」の日だ。毎年行っているので今年も行ってみる事にした。ただ今年はこれまでキノコの出が異常に悪いから、果たしてキノコのサンプルが十分に集まっているかどうか不安だ。

 

会場の柏崎市立博物館

 

 果たせるかな、やはりキノコの展示は少なかった。まあ、しょうがないよね。だって毒キノコだって碌に出てない有様なんだから。それでも私がまだ見た事のないキノコの展示もあって中々興味深かった。

 

あっ、カラカサタケ。これまだオイラ採った事ないんだよね。それに食用きのこだとは思わなかった。だってこのグロテスクさだもの。

 

嘗ては可食キノコだったマスタケも今や不食キノコの仲間入り。

 

 キノコ研究会の人達と話しているとキノコを持ち込んで鑑定を頼みに来た人がいる。あれ?何処かで聞いたような声だ。あっ、確かランナー仲間だったNさんだ。マスクを外して貰ってNさんじゃないですかとお聞きしたら、やはりそうだとの事。彼は私と長い事会ってなかったので忘れてしまっているようだが、こちらはしっかり覚えていましたよ。

 

 見ると箱にぎっしりとキノコが入っている。どうやら今朝採ってきたもののようだ。うん? どうやらヤチナラタケのようだ。これはいいですねえ。普通のナラタケよりはこちらが美味しいですよ。そして彼はサマツ(オオモミタケ)も2本採ってきたのでそれも寄付するという。んでそのうちの1本はオイラにくれるって。(悪いなあ。――思ってもいない癖に)

 

 そして私を車の所に連れて行き、2本のうちどちらが欲しいか私に尋ねた。そ、そりゃあ当然大きい方に決まってまんがな。欲張りジジイは大きいつづらを選ぶんでガスよ。いやー、とんだところで珍しい人に会い、嬉しい戴き物をしました。それにしてもサマツとマイタケ採りの名人だったTさんが亡くなり、もうサマツは戴けないとばかり思っていたのに有難い福の神様に出会いました。

 

 で、戴いたサマツの一部は早速お昼にスライスして焼いて食べました。こりこりした食感が良かったですねえ。Nさん、また来年博物館でお目にかかりましょう。あ、その時はまたサンプルのサマツを忘れずにご持参ください。(アホ!)

 

いんやー、でかいサマツだべ。こりゃあ食べ甲斐がある。

 

 博物館の近くの公園にはチチアワタケとヌメリイグチが群生していた。アミタケだった良かったのにぃ。(そうだったら、みんなとっくに採っているよ

 

おほー、活きのいいヌメリイグチだ事。

 

 帰宅してさて散歩にでも出掛けようかなと思っていたらピンポ~ン。あれ、今頃誰かな? マーさんかなと思って玄関に出たら高校の同級生のI君だった。マコモダケ(キノコじゃないよ)を収穫したので友達に配っているところだという。エー、今日はよくよく貰いの或る日だなあ。エー、私めはくれるものなら拳骨以外決して拒みませんよ。有難く頂戴いたしますです。(ダボハゼだね、まるで)

 

I君がくれたマコモダケ。

 

 まあ、そのお返しと言っちゃなんだがこの間採ったばかりのアミタケをやりました。ただし中っても知らないよ~ん。(ヒドイ!)んで、戴く物を戴いたんだからI君は直ぐに帰ると思ったら、そのまま玄関で30分以上も立ち話。う~ん、疲れた。おいら昼寝がしたいジョー。んじゃ、そのうちまたと言って追い返した。(オイオイ)まあ、今日は兎に角貰いが沢山有って大吉の日でした。