は～い、今日は2本立てだよ～ん。2本とも読んでね。
昨日ウーさんが夢の森公園の近くで沢山のアミタケを採って来たので、おお、愈々と言うか、漸くというか、キノコがやっとお出ましになったと喜んだ。ではこの分だと他の場所も出たかも知れんと言う事で、もう今年は金輪際行かないぞと決めていた旧小国町の森林公園へお天気も良いし、行ってみる事にした。
現地へ着き幸先良くハツタケを見つける。その他この間はキノコの気も無かった所にちゃんとダンベ（ヌメリイグチやチチアワタケの事）が沢山出ているから、今日はきっとあるぞと思った。ところがその後歩けども歩けども一向に見つからない。
「オーイ、すかんぴんが探しにやって来たんだよ～。キノコさん、恥ずかしがらずに出ておいで。」と仕切りに声を掛けるも一向に反応無し。（当たり前だ）
「いいか、キノコ共、こちらが親切に声掛けしてやっているんだから、今のうちに大人しく出て来た方が身のためだぞ。さもないと大変な事になるぞ。」（何が大変だって言うんだ？）
だがキノコ共からは全く応答がアリマシェン。えー、そんな筈は無いでしょ。他のキノコはまあまあ出ているんだから。良く探してみると非常に小さなアミタケは少し見つかったが、まあとても出ているなんて程では無い。くそー、これでこのお山は今年3回目なのに全然駄目じゃねえか。碌な山じゃねえなとひたすらオイラは悪態をつくのだった。
「♪嘘つき～お山あああ～あに今日もま～たキノコが有るよと騙された♪」（ここは小林幸子の「嘘つきカモメ」の節で歌う）とついオイラは恨みがましく歌うのだった。こうなりゃこんな所に長居は無用。昨日ウーさんが採った所へ行くベえ。
見事なダンベはあちこちに出ていたんだけどねえ･･･。
これはお珍しや。このお山でスッポンタケを見るのは初めてだ。少し色が冷めちゃいるが、グレバにはしっかり虫がたかっておりまっせ。それにしてもこのキノコ日照りの年に良く出て来ましたな。
小国の森林公園からとって返して地元の松林でアミタケ探しです。昨日ウーさんが採った所へ案内して貰うとまだ有りましたよ。ウーさんはあれだけだけの量をほとんどこの周辺で採ったと言う。そこでまだ辺りをよく見てみると、有るわ、有るわ。
アミタケが松の木の周りにぞろりと出ていた。つまり輪菌をなしていたのである。オヒョー、凄い。こりゃあこの場を離れられませんよ。で、一当たり採った所で、場所をやや移動したが、そこでもヒット。オウギタケも交えて結構採った。で、もうとっくにお昼の時間を過ぎているので、続きはまた明日という事にして帰宅した。全く遠征しても碌に採れないのに、近くでこんなに採れるとは。まさしく「灯台もと暗し」ですな。さて明日も頑張るベえ。（オー！）
