Mさんが局員のパソコンが壊れたので見てもらえないかとノートパソコンを持ってきた。何でもメーカーに直し方など電話を掛けて色々質問したのだそうだが、結局できなかったとのこと。また修理を依頼したら6,7万かかると言われたそうな。ふざけるなですよね。それだけ掛かるんだったら新しいのを買いますよね。
で、結局パソコン無しでいる訳にも行かないから、新しいのを買ったそうな。電話対応に腹を立てたのか、はたまた簡単に壊れるようなメーカーのものはもう嫌だと思われたのかは知りませんが、今度は別メーカーのものを買ったそうな。
まあ、メーカーは元々あんまり修理する気がないんでしょうな。だから法外な修理費をふっかける。もっともそうでなくちゃ新しい物は売れませんからな。でも折角高いお金を出して買ったのに、修理してもらえないのは何か心に引っかかるものがありますよね。
物を見たらハード的な故障では無いので、直ることは直ると直感した。で、調べてみるとOSはWin8.1でどうやらブートファイルが壊れているようだ。さらに調べてみて色々とコマンドを打ち込みやってみたが、復旧しない。ブートファイルそのものが無くなっているようだ。こんな時はWin8.1の入ってるパソコンを開いて該当するファイルをコピペすれば簡単に直るのだが、生憎この出来の悪いOS、Win8.1を入れたパソコンは家にはない。
そこでフォーマットしてWin10を入れることにした。この方が手っ取り早いし、本人もそれが希望とのこと。ただ困ったことには本人が全然バックアップを取っていないことだ。自分のデータはおろか、当然システムイメージなんぞ取ってあるわけがない。まあ何とかレスキューROMで起動してデータと思えるもののバックアップを取った。システムのバックアップさえ取って有れば簡単に復旧できたのにねえ。
それはともかく無事にパソコン修理は完了した。焦って新しいパソコンなんぞ買わずにまず私の所へ持ちこめば良かったのにねえ。ま、とにかく直って良かった。これに懲りて今度からバックアップはしっかり取っておいて頂戴ね。