今迄使っていた愛車を手放したので、新しい車が来るまで暫くは車のない生活となる。昨日も近所のスーパーへは自転車で行った。晴れた日はそれで良いが、雨の日はちょいと困る。まあ、そんな日はジタバタしないで、家でおとなしくじっとしていよう。
振り返ってみれば学校を卒業した18歳の時から車が我が家になかったことは一度もない。例え商売用のトラックで有っても、必ず乗っていた。足という点では不便を感じなかったのである。しかし今回例え一週間か十日間になるかも知れないが、車が全くないというのは初めてだ。
もし車が無くてもそんなに不便を感じないようであれば、車は私にとって必需品で無いと言うことになるが、まさかそんな事は無いだろう。山へ行く時だって友達の家へ遊びに行く時もある。何よりこれから秋のお山におキノコ様を探しに行かなければならないんだから、やっぱり必要だぁ。
でももっと歳を取ればいずれは車を手放さなければならなくなる。その時はどうなるのかなあと考えたりする。町内に大学の学長を務めたお方が最近まで車に乗っておられたが、最近車を手放された。80歳を超える高齢であられたので、車庫入れの時に誤って車をぶつけたのを機に止められたのだ。その時は私に相談されたので、尚更他人事とは思えない。まさしく明日は我が身である。
一体私は幾つまで運転出来るのだろうか？まあ、今のお年寄りは昔と違って若いから、多分75歳くらいまでは運転出来るだろうと思っている。問題はその後だ。市街地に住んでいる訳では無いので、買い物など何かと不便を感じるかも知れない。況してや私は独り身だ。
かといっていつまでも未練たらしく車に乗り、誤って他人様を怪我させたりしても困る。昨日もお年寄りが小学一年生を跳ねた現場に居合わせている。それを見るにつけてもどこかで見切らなければ。
今年は偶然免許更新の年でも有る。取り敢えず次回更新時の5年後までは乗ろうかと考えている。そうすると71歳。その先10年乗れるだろうか？いやそれよりも丈夫で生きていられるかの方が余程問題だ。(笑)
まあ、先の事を余りあれこれ考えてもしょうがない。取り敢えずは今の車の無い生活をその時の予行演習と思って楽しみますか。
