午後買い物をして車に乗り込もうと、ドアノブに手を掛けても、ドアロックが解除されない。アラッ、さては電磁リモコンの電池が切れたか。そこでリモコンからキーだけを外して鍵穴に挿してドアロックを解除して中へ入る。
しかし中へは入ったものの、エンジンを始動させようとしたが、電池が無いので、当然の如く始動しない。キーを挿して回す所が有ればいいが、キーレススタートの車にそんな所が有るはずが無い。以前の車はキーレスタート出来たけど、ちゃんとキーを指す場所が有ったんだけどなあ。弱った。ちょっと前から車に近づいてドアを開けようとしても、やや反応が鈍くなってきてるなとは思っていたけど、こんなに突然ダウンするとは思ってもみなかった。
スペアキーは家にあるが、このお店から1ｋは有るから、往復2kは歩かなくてはならなくなる。やーだよ～ん。こんな寒空の下を2ｋも歩くのは。それに今日は天気が不安定だから、いつまた土砂降りになるとも限らない。クソ－、電池が無くともエンジンを掛ける方法をずぇったい見つけてやる～。
幸い車の簡単なマニュアルがグローブボックスに有ったので、それを読んでみると、リモコンをプッシュスタートボタンに当てて、反応したらスタートボタンを押せば良いと書いてあった。早速試してみると難なく始動。助かったあ。
しかし今回はマニュアルがたまたま有ったから助かった。実はこうなることも有ろうかと思い、マニュアルは以前ちゃんと読んでいて、そうなった時の対策も覚えていたつもりだったのが、すっかり忘れてしまっていた。いくらマニュアルを読んでいても、これでは全く役に立ちませんな。年寄りは物覚えも悪いが、忘れるのも早い。（自慢にならん）
こうしてみると便利なはずの道具が実はいざというときは反って困ることになる。あんまり便利にしすぎると、便利で無くなるという、いい見本ですな、これは。まあ、それはともかく代わりの電池を買ってきて入れておこう。スペアキーも電池切れを起こすと困る。（笑）
