すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

死ぬ前に処分をと思うのだが・・・

 明日で3月は終わり。新年度に突入だ。またあと1ヶ月もすれば新元号になる。真に時の経つのは早いものだ。今年ももう1年の1/4が終わってしまった。

 

 子供の頃はえらく1年が長いと感じたものだが、歳を取るにつれて1年が早く感じるようになった。お迎えも案外時間が有るようで、すぐそこに迫っているのかも知れない。

 

 別にこれと言ってやり残したことは無いが、私はだらしない性格だから、後に残された者は片付けるに大変だろうなと熟々思う。だったら少しは身辺を綺麗にしようと。片付け始めれば良さそうなものだが、そこもノメシコキな性格が災いして始められないのです。まあ、大して遺産と呼べるものは無いけど、受け取った者が片付けて頂戴という感じですな。

 

 ただ私が生涯を通じて趣味としたオーディオ関係の物は安易に捨てたり、処分して欲しくない所です。出来れば受け取った本人が愛でて欲しいが、本人にその趣味が無く、また価値も分からなければしょうがない。寧ろ分かる人に売るか、譲って欲しいが、その人が出来れば大切にしてくれれば有り難い。分からぬ者が持っていても道具が可哀想という物です。

 

 だから私と趣味を同じくする少なからぬ人達が、生きているうちに処分をするのは分かるような気もするのです、自分の物を愛でて大切に使ってくれる方に、自分の目の黒いうちに引き取って貰えれば、これは本望と言えましょう。まあ、生きているうちに金に換えて、女房殿と何処か旅行へ行って喜ばせるのも、悪い手では無いですが。(笑)

 

 ともかく我々のように一般受けしない趣味が高じた結果の遺物は、残された者にとっては只の粗大ゴミとしか見えないでしょう。だから迷惑がられるのなら、先に処分しておこうというのは、大いに有り得る話なのです。でもそうは言っても往生際の悪い私は死ぬまで音楽を聴けると思っているのです。他の品物もそう。今は読んでない本もいつかはまた読むと思って処分出来ない。昭和生まれの悲しさですな。捨てることが出来ません。やっぱり残された者に処分して貰うしか仕方有りませんね。(笑)