すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

除雪ボランティア

 町内会長が今冬の除雪ボランティアを頼みに来たが、確約出来ないと返答した。と言うのも私は今風邪をひいている。肺炎をやって以来私は一旦風邪をひくと中々治らない。」殊に咳が出る。雪の降る頃までに治るだろうけれど、寒いと余計に咳がひどくなるから、自信がない。

 またもう寄る年波には勝てなくて、嘗て底なしの体力と言われた私も流石に疲れが残るようになった。早朝から何件もの除雪を毎日続けるだけの気力も体力もなくなってきている。無論関われればお手伝いしようと思っているのだが、ジジイの私が出なければならないほど我が町内は除雪ボランティアをやる人はいないのだろうか?

 考えてみれば早朝除雪をしているのは2世帯同居の場合、必ず年寄りの方だ。若い夫婦は仕事をしているからと言うだけで、親に甘えすぎていないか? 若夫婦だけの世帯だけだったらそうも行くまい。自分たちで除雪しなければ出て行かれないからだ。

 自分の所の雪でさえ満足に片付けないのに、況んや他人様の家の除雪などどうして出来ようか。ボランティアのなり手がいないのも肯ける。もはやボランティアなどをやる者は私のようなお人好しだけなのかも知れない。昔は隣が困っていれば当然のようにお手伝いしてあげたものだが、今や隣の事など全く関心を示さない時代になった。寂しい時代になったものである。

 私は何だかんだでこの制度が出来てから5年やっているが、いつも出てくる人は決まっているようである。まあ昨年もボランティアを買って出てくれたのは、私と同じように皆年配の方だった。昔を知る人しか他人を助けてあげられないというのも悲しい。やはり楽に育った時代の方達は難儀をするのが嫌なのかねえ。災害被災地に駆けつける若い方達を見るとまだ救われる気分になりますが・・・・。