町内のＯさんがＣＤ制作の折交わした制作料としてのワイン2本のうち、残りの1本を持ってきてくれた。で、独身男同士、コーヒーを飲みながら雑談に及んだが、今度私の家でカラオケをやるようだったら、自分専用のマイクがほしいとの事。私にネットで注文してくれとお願いされた。
まあカラオケ好きのＯさんだから、専用マイクが有ってもいいか。いずれＴさん辺りにでも適当なマイクを探してもらおう。 マイクが良くても肝心の歌が下手で有れば、尚更下手に聞こえるんだから、それまでにせいぜい練習して、マイクを持つのが様になっているようにね、Ｏさん。
さてマイクの事よりもＯさんの悩み事は町内の新会長が中々決まらない事だ。選考委員の一人で有るＯさんは私に色々相談して知恵を貸してほしいとの事。町内会費を値上げして役員手当を上げる、副会長を2人制にして会長の負担を減らすなどの案も出ているという。
まあ町内会費は長い事上げていないので、多少値上げするのには私も吝か（やぶさか）でないが、問題は役員手当を増やしたから、快く引き受けてくれるかだ。まさか某町内のように年間百万円も払える財政が裕福な町内ではないし、高齢者の多い町内だから、本当は町内費の値上げさえどうかなと思うところが有る。
結局仕事を精査して、会長の仕事の負担を減らすしか有るまい。その為に副会長を2人にし、今迄会長がやっていた仕事を分担して副会長もやるという方向しか解決の方法は有るまい。他の役員並みの仕事量というわけには行かないかも知れないが、少なくとも半分くらいに減らすようにする必要があるのではないか。一応町内の最高責任者という肩書きが有るから、それだけでもプレッシャーなんだから、せめて仕事量を減らしてやるくらいの配慮が必要だろう。
それでもやってやろうという方が現れないようでは、もう我が町内は正直どうしようもない。都会と同じで隣人には関わりたくない、自分の事だけ考えていたいと言う、ある意味利己主義に近いことになってしまう、元々地区から引っ越してきて見ず知らずの方々が集まって出来た町内。親睦を図るのが当然ではないか。災害の時に隣人がどんな方かも分からないようでは困る。僅か2年の任期でさえも勤められないような人は高齢者を除いてはそんなにいないはずだ。今迄町内にお世話になった事を考えて、ここは一つ恩返しのつもりで、やってみようと言う方はいないのか？
私はまだまだ当町内も捨てた物ではない。やってやろうと言う方が必ず現れるのを期待しているのである。え、おまえがやった方が早いだろうって？ あのね、同じ人が長くやるのは町内が活性化しない。俺はやりたくない、誰かがやってくれると言う意識が芽生えるから駄目なの。快く引き受けてくれる人の出現を待つこの頃である。マイクの選択は簡単だけど会長の選出は中々難しいですなあ。（笑）
