新型コロナ肺炎のせいで今年は何処へも行ってない。4月にフーさんの所へアンプを買いに行ったくらいだ。そんな訳だから、山も当然のように行ってない。
遠くの山は無理でも地元の山くらい登りゃあ良さそうな物だが、どうも気乗りがしない。今年もし一座も登らなかったら、確か山を始めて22,3年になるが、初めての事で有る。
腰の具合は相変わらず悪いし、そのせいか脚が上がらなくなった。もう時間の掛かる山は無理だろう。昨年の鹿島槍ヶ岳登山がそれを証明している。登りたかった山はまだまだ沢山有るが、何もかも登るという訳には行かないし、切りの無い事で有る。
どこかで体力の限界を知り、止める時が来る。それが偶々去年で有り、コロナ禍で何処へも行けない今年で有ったりなのかも知れない。歳を取れば当然若い頃に何でも無く出来ていた事が出来なくなる。寂しい事ではあるが致し方の無い事だ。でも代わりに新しく興味の持てる事に出くわすかも知れない。
新しく熱中する事を見つければボケずに済みそうだ。ここ10年の内に始めた趣味としてはキノコ採り、蕎麦打ちなどが有るが、果たしてまた新たに熱中出来る事が見つかるかどうか?
まあ趣味は広く浅くの私だから、どれ一つとて満足の行く物は無いが、山登りなどはよく続いた物だと感心する。本当はこんなに自分では嵌まると思っていなかった。ランニングの方が衰えるにつれ、自然そちらにシフトしていったのだ。
さて今度は何にシフトする事やら?