今日は朝から快晴。久し振りに地元の山、八石山に行ってみたくなった。昨年はコロナ禍で登山らしい登山をしていない。八石山は標高僅か518mの山で地元の人はトレーニング代わりに毎日登っている人さえいるくらいだ。私はと言えば、今迄は同じ山に毎日登るなんてアホらしい。第一この程度の山ならいつでもスイスイだと馬鹿にしていたくらいだ。
しかしここの所めっきり体力が落ちてきているので、ひょっとしたら八石でももうスイスイとは登れないかも知れないという危惧に襲われた。そんな事から今日は思い切って登ってみることにした。朝は冷え込んだので現地へ到着した時は気温3度。まだ結構寒い。登山口の駐車場へ向かう道路はまだ積雪があって通れないので、皆その手前の道路にズラーッと駐車している。警察もこれには目こぼししている?
途中恐らく雪の無い所もあるだろうから、泥が付いても困らないようにスパッツを着けて登山口へ向かう。この山は長靴で登る人も少なくない。今朝みたいに凍結した時はスパイク付きの長靴が便利だ。え、私? 嘗ては使ったこともあるけど、今は持っていません。靴裏が大分すり減った登山靴を履いて登ります。(危ねえな)
駐車場へ向かう道路はご覧のようにまだ雪が一杯です。
駐車場はほとんど雪が無いのに、それに繋がる道路だけ雪が有るってのもねえ。(笑)
上の第2駐車場へ向かうためのショートカットのコースです。尤も積雪の時期はここからしか登れません。
鬱蒼とした杉林を抜け、第2駐車場の所まで来ました。ここからが登山の本番です。
おお、雪が無い。こりゃあいい。
雪が消えれば片栗の花筵になる地点へやって来ました。今年は雪消えが遅いので、花が見られるのは当分先か?
登ってきた所を振り返ると、霊峰米山の姿が美しい。
峰コースと沢コースの分岐点ですが、冬期なので峰コースからしか登れません。ここから急登になります。
私の靴は減っていて滑りやすいので、なるべく雪の無い所を歩きます。嫌ですねえ、新しい靴も買えない貧乏人は。(笑)
第1ベンチの見晴らし展望台に来ました。ここからは米山を初めとして頸城三山、刈羽黒姫山などがよく見えます。
米山から伸びる山の稜線が美しい。
マンサクの花が咲いていました。
雪が増えてきました。まだ雪面が凍結しているので滑りやすい。
頂上まであと30分の標識。このまま行けば予定通り1時間で登れるが、果たしてどうなる? この辺りから激しく急登になる。
第2ベンチを過ぎると雪の量も増え、傾斜も急になる。雪面も凍結しているので、私の靴は滑りまくり。注意してはいたのだが、遂に転んでしまいました。で、どうもその時カメラのモードダイヤルに触れて露出優先から感度優先に変わってしまったみたい。それがため、気づくまで写真が荒れた物になってしまった。読者の皆様、以後の写真は大分補正したのですが、ヒドイ物になってしまいました。お許しを。(ペコリ)
漸く山小屋が見えてきた。もうちょっとだ。頑張るんだ、ラッシー。(何のこっちゃ?)
ヒーハー、ヒーハー。や、やっと着いた。疲れたあ。あー、体力落ちたべ。こりゃあトレーニングに毎日通わんと駄目かな?(笑)
やまぼうし小屋。周辺が地元の登山家有志によって掘られていました。
こちらはヤマボウシ小屋が建てられる前の豆の木小屋。
中央の陥没が特徴の苗場山。
以降の山の写真は感度設定が高感度になっていたようで、画面が荒れて使い物になりません。エーン、折角上手く撮ったのにぃ。(グスン)しょうがない、また来よう。何度でも行けるのが、地元山のメリットですな。
佐渡島の方は霞んでいて良く見えませんでした。
ご覧のように道路は登山客の車で一杯です。