すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

3年ぶりの「愛とヒューマンのコンサート」

 オーディオ仲間の○崎さん達が主催する「愛とヒューマンのコンサート」が3年ぶりに旧小国町で開かれた。今回はパラグアイの民族楽器とも言えるアルパの奏者池山由香さんとチェロ奏者の江原望さんを招いてのコンサートだ。会場に訪れたお客さん達は3年ぶりに聞くことが出来るので心待ちにしていたようだ。

 

 いつもだったら前座に「小国コーラス」の合唱が入るのだが今回は無し。それがちょっと残念だった。楽しみにしていたのに。コロナ禍で練習出来なかったかな。

 

リハーサル風景

 

 私はアルパの生演奏を聴くのはこれで確か2回目だと思う。チェロとの組み合わせとは異色なので結構期待していた。だが今回はウクライナ支援コンサートと謳っているだけに、曲目が些かポピュラーに傾いていたようだ。うーむ、これだったら無理してアルパやチェロで演奏して貰う必要は無い。うちのオーディオ装置で聴いた方が遙かに良い演奏が聴ける。彼らは聴衆が余りクラシックに馴染みが無いからと言って、それに迎合する必要は無いのだ。彼らの力を思う存分発揮出来る曲をやれば良い。馴染みの曲を演奏するのは彼はサービスと思っているのかも知れないが、私に言わせれば飛んだお門違いである。

 

 普段地方では滅多に聴けない生演奏を聴けるのだから、私はそれだけで有りがたいと思っている。ただ聴衆へのサービスならアルパという楽器やチェロという楽器のために作られた曲が有るのだから、それをまず優先して貰えないかと思った次第である。ポピュラーな曲なんぞアンコールか何かでやって貰えばそれで良い。地方の客はクラシックの曲に馴染みが無いとでも思われているのだろうか。やや軽く見られていると感じたのは私がひねくれている?(そうでーす。アンタは根性曲がりです)とにかく全体的に演奏が軽いなと感じました。

 

うーむ、折角池山さんは歌も披露してくれたんだけど、聞いてるこちらとしては些か消化不良でした。例によって帰宅したら我が家の装置で音楽を聴き直しました。

 

 まあ私以外のお客さんは十分満足しているようだったからまだ良かったが、私自身としては結構期待していただけに些か期待外れでした。でもウクライナ支援の募金はしっかりしてきましたよ。