コロナ禍で余り頻繁に外へ出なかったこともあって、大抵外へ出る時は同じ様な場所へ行っていた。例えばヨーさんの所とか夢の森公園だとか買い物に行く所などである。そうすると必然的にその辺りの風景はやたら見慣れているのでなんて言うことも無いが、コロナ禍が収まりつつ有る現在はたまにいつもと違った道を通ることがあるので、変わったなあと思える風景や町並みに出くわすことがある。
いつの間にこんなに変わってしまったんだ? オイラちっとも知らなかったぞ。これじゃまるで浦島太郎だベと思うことが良く有る。昔は所謂商店街だった所が各商店が櫛の歯が抜けるように姿を消して行き、変わってごく普通の家が建っていたりする。もう昔の街は買い物をするような通りでは無くなってしまった感がある。
そうした風景に違和感を感じるのだが、まあ当市の人口減少を見るに付けてもこう言った傾向になるのは止むを得ないのだろう。しかし、こうまで変わるとまるで昔の面影がほとんど無い。恐らく長い間当市を訪れていない人などその変わりようにきっと驚くに違いない。
まあ10年一昔と言うから変わって当たり前なのだろうが、それにしてもである。慣れた風景というのはある意味安心感を与えてくれるが、見慣れぬ風景は不安をかき立てる。そのうち外へ出たら道が分からなくなってしまうのではないか。(笑)
考えて見れば今のこの地に居を構えてからもう早いもので45年になった。その間大きな団地が3つも出来、小学校や中学校、工場団地も建設され色んなお店が進出してきた。何も自分の所は変わらなかったのでは無く、他所以上に激しく変わって来たのであるが、自分の所はしょっちゅう通っているから変化を変化として感じないんでしょうな。
ともあれまた色んな所へ出掛ければまた見慣れぬ風景に出くわして驚くに違いない。コロナ後の楽しみが出来ました。(笑)