当市は今年市会議員の改選時期に当たるためこの2月辺りから議員立候補者さんの訪問が後を絶たない。近くの町内から立候補している議員さんなんて足繁く何度も通ってくる。選挙の時だけでなく、そうでない年でも通って戴いて精々我々の意見を聞いて戴けると有り難いのだが、中々そんな議員さんは滅多にいない。当選すれば4年間は安泰とばかり顔など絶対に見せない。精々当選御礼で選挙後一度顔を見せれば上等だ。(笑)
まあ、顔を見せなくたってちゃんと仕事をやってくれれば文句は言わないのだが、果たしてそのへんはどうなのか。当市柏崎市は衰退して行くばかりで一向に活気が感じられない。少子化も激しい。今日我が家へネットで落札した品物を受け取りに来たターさんに寄れば地元の小学校の全校生徒は僅かに39人なんだそうな。これには流石の私も驚いた。39人では何も学校行事が出来ないではないか。私が嘗てその地区のロードレースに参加していた頃はまだ結構な人数だったのにいつからそんなことになってしまったのだろうか。
無論少子化は自治体だけの責任では無いが、何もしないでただ生徒数が減少して行くのを只見ているだけではしょうが有るまい。議会超党派でも結成して柏崎市再生に向けて知恵を絞り合ったらどうか。よだれを垂らして他の若者移住に成功した自治体を眺めていても仕方有るまい。
そしてどうせ各家を訪問するんだったらこの4年間で私はこんな事をやりましたと言う報告書を携えてやって来て欲しいものだ。ただ頭を下げるだけで標が取れると思ったら大間違いだ。せめてこういった事をやりたいくらい言ったらどうだ。なのに訪れた候補者さんの中で誰一人としてそんなことを言うものは一人もいない。
市民のために立候補と言うより自分のために立候補したのではないかと言いたくなる。(笑）当選すれば4年間議員給与が貰えると言う考え方では無く、どうやったら市民の役に立てるかと言うことを考えて仕事をして貰いたい。選挙の時だけお願いしますはもう勘弁してちょ。(笑) 寧ろこちらが仕事をしてくれとお願いしたいくらいなのだ。
