すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

マタイ受難曲を聴く

 エー、すかんぴんはジャズしか聞かないと思われているでしょうが、どっこいこう見えても何でも聴くんです。(要するにダボハゼだね)とりわけ私がクラシックを聴くというと皆意外な顔をする。う~む、どう見てもオイラの顔はクラシックを聴く顔じゃ無い様に思われているようだ。

 

 オイラは全くクラシックには造詣が深くないが、まあたまに聞く事は有るのですよ。何て言うかクラシックを聴くと気持ちが落ち着きますね。尤も現代音楽なんてチンプンカンプンで気持ちが落ち着くどころかざわざわしますけどね。(笑)

 

 で、必然的に私の場合オーケストラ物より器楽曲が中心となる。ちょっとジャズのコンボ演奏みたいな所が好きなのです。ただ熱心にライナーノーツなんて見やしないし、ジャケットの書かれている曲名もろくすっぽ見やしないから、何度聞いても曲名を覚えられません。まあ、私の場合音楽を聴くのは癒やしですから曲名なんて関係ないのですけどね。

 

 だけどこれだけオーディオをやっていて曲名一つ覚えていないのか。やっぱり音キチは音キチでしかない。音楽なんぞ聴いちゃいないんだと言われるのも癪だから、なるべく最近は覚えるように指定ますです、ハイ。

 

 さて師走に入って今年も残す所あと一ヶ月足らず。クリスマスも近づいてきました。そこでと言う訳じゃ無いのですが、午後は比較的閑だったので思い切ってバッハの「マタイ受難曲」を聴く事にしました。(え、ウソー、ホンマに聴くの?)

 

 実はこの名曲を今まで一度も聴いた事が無かったのです。何せとんでもなく演奏時間が長い。とてもレコードを買ってまで聴こうとは思いませんでした。しかし今やネットの時代。有り難い事にいくらでもこの曲をダウンロード出来ます。そこで本日はそれを聴く事にしました。

 

 それにしてもクリスマスが近いというのにキリスト生誕の音楽では無く、受難の曲を掛けようとは私も些か変わっていますな。(大分変わっていると思うよ、ウン)さてカール・リヒター指揮、ミュンヘンバッハオーケストラ、1958年の演奏で聴きます。3時間を越える超大作。果たして私が辛抱して聴けるかどうか。(笑)

 

 はい、何とか辛抱して聴きました。但し半分まで。残りはクリスマスの日に聴こう。う~む、確かに味わい深い名曲、名演、名唱ですな。だけど流石に1時間半は長い。些か疲れた感がある。(笑)まあ、これが実演ならまた聴いてもいられるのだろうけど、音だけでしかも訳の分からないドイツ語を聴いているのだから尚更だ。

 

 それでもあの大バッハの名曲を始初めて聴いたと言うだけでも価値があった。有意義な午後でしたな、さてこうなると残りもしっかり聴かないと聴いた事にならない。後半も長いぞー。何と1時間50分じゃ。寝てしまいそう。(笑)

 

お暇があったら前半だけでも聴いて下さいませ。


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