フーさんに頼んでいた東京サウンドのバリレラカートリッジが修復なって久し振りに聴くことが出来た。フーさんが十日町市のオーディオ仲間のセッティングに来たので私がそこに行って受け取ったのだ。
このカートリッジはもう何十年も前に今は亡きＭ君から押し売り？されたものだが、確か当時は音がちゃんと出ていたように思うのだが、いつの間にか出なくなっていた。最近私もミーさんもバリレラ型カートリッジを買う機会が有ったので、これもついでに直そうと思ったのだ。どうせなら壊れたままにしておかないで、何とか音が出るようにしておきたい。
フーさんはこのカートリッジの交換針を持っているので修理出来るとのことだったが、ところがこのカートリッジは既に改造してあるらしく、東京サウンドの交換針は付けられないとのこと。そこでソノボックスの交換針を付けたそうな。ソノボックスの1ミルの交換針は私も持っていたので、今日カートリッジを受け取る時代わりに持っていった。
まあ、フーさんの話によると針が変わったので元の音では無いかも知れないとのこと。当然で有る。でも私は音が出ればいいのだ。帰宅して聴いたら、うーむ、これは判定が中々難しい。しかし決して悪いカートリッジでは無い。言わば標準の音みたいな感じだ。ただどれといって特徴は無い。（笑）
ちょうど今使っているデンオンの102にちょっと似た傾向の音だ。色づけされて無い音と言ったら良いのか、流石ＮＨＫに納められただけあって似たような音になるのね。まあ、いずれにしてもこれは使えるカートリッジだ。しかしオイラはこれでモノラルカートリッジ何本になるんだ？まあ、いいや。これからはその日の気分次第で使い分けよう。
復活した東京サウンドのバリレラ型カートリッジ Ｃ－２。
