すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

トーン・アーム

 私は今2台のプレイヤーで5本のアームを使っているがどう言う訳か所謂ユニバーサル・アームが1本も無い。え、それでは使い辛いだろうって? そうです。そこでメイン・アームのオルトフォンRMG309にはパイプに取り付ける可動式の錘を用いて色んなカートリッジに対応するようにしています。まあ、元々重針圧用のアームなので本当はMM等の軽新圧カートリッジには良くないんでしょうが、他にユニバーサル・アームが無いので無視して使っています。(笑)

 

 他のアームはWesternの5A。これは9Aリプロデューサー(カートリッジ)専用だから他のカートリッジは取り付けられません。それからボードに穴を開けるのが面倒なので、据え置きに使っているのがグレイのオイルダンプのロングタイプ。これはデンオンの103をカーソルに取り付けて使っています。こちらはカーソルにさえ取り付ければ様々なカートリッジも使用可のですが、今のところ103しか使っていません。

 

 以上3本がコモンウェルスのプレイヤーに乗っけてあります。一方コロムビアデンオン)の局用プレイヤーの53には元々付いていた103専用のパイプアームと東京サウンドのオイルダンプアームが有ります。しかしパイプアームの方はもはや103は使わないでオルトフォンのSPU-Aを取り付け、アームの後に錘を乗せ、バランスを取っています。そして東京サウンドのアームにはフェアチャイルドの225-Aとヨーさん製作のSPカートリッジを差し替えて使っています。いずれもカーソルに取り付けられているので簡単に交換出来ます。

 

 こんな訳でアーム全てがロングタイプです。まあ、ロングアームが好きなんですね。実は他にも使いたいアームが有るんですが、もう置く所が無いので諦めています。結構いい加減な使い方をしているでしょう? まあ、でも聴いていて違和感が無ければそれで良しとしています。(笑)一応53プレイヤーの方はモノラル用として使っています。

 

 こんなにアームが増えたのはいちいちカートリッジを取り替えるのが面倒臭いからです。取り替える度に針圧を計ったりしなければならないでしょ。はい、これで如何に私が物臭かお分かりになったでしょう。(笑)でもたまに音に飽きたりすると替えたりする事もあるんですよ。

 

 オイルダンプアームは音は良いのだけれど針圧調整が出来ないのが欠点ですな。しょうがないからアームの上に錘を載せて適当に調整しています。実際103をパイプアームからオイルダンプに取り付けた所、格段に音が静かになり、抜けが良くなった。案外アームの重量マスが大きいため、不要な振動を排除してくれているのかも知れぬ。

 

 まあ、こうして色んなアームを試せるのもアナログならではなんでしょうな。だからCDには私は移行出来ないんです。(笑)