○田さんが「ジャズライブを聴く会のライブ録音をしたテープをまだ持っていると思って先日電話したら、じゃあ探してみるとのこと。有れば2,3本はその録音が出て来るかも知れないと期待した。
そうしたら2,3日もしないうちに探して持ってきて戴いたのは有難かった。10号テープが14本、7号テープが5本有る。探しているライブ録音は多分10号テープの筈だ。○田さんとお茶を飲みながら、第1回のライブからもう35年も経ったんだねと、懐かしんでその当時の話をした。戴いたテープの中からコンサートの物が出て来ればCD化して当然○田さんにもあげるつもりだ。
さて○田さんが帰った後、期待してテープを調べてみたが、どうも該当するテープが無いようだ。ほとんどNHKが当時FM放送で流していた「ポップス・イン・メモリー」という番組をエアチェックした物ばかりで有る。アチャー、これはどうしたことじゃ? ○田さんは私に以前くれたライブ・テープ2本の他には収録しなかったのか?いや、そんなことは有るまい。ジャズライブを聴く会当初は毎回必ず録音していたはずだ。現に宮沢昭カルテットの2回目の公演テープが私の所に有るのだから、1回目だって有っていいはずだ。
○田さんにどれ位の回数録音したのかとか、何回くらいまで録音していたのだと尋ねても、ほとんど記憶が無いという。まあ30年以上も前のことを思い出せというのも些か酷な気がするし、彼は私より4歳年上だから記憶が曖昧になって当たり前だ。
さてそうなると一体録音したはずのそれらのテープは何処へ行ってしまったのか? まさか○田さんがそれらに上書きしてエアチェックしたとも思えない。それとも私の所に来た2本以外録音しなかったのか? 真相は闇の中だ。
とにかくそれらが不明になったのは返す返すも残念だ。それらの中には今や亡くなったミュージシャン達も多数居り、二度と聴ける機会が無いからだ。折角デジタル化するぞーと張り切っていただけに、私のショックは大きい?
まあ、ともかくも時間が経ちすぎたのでしょうな。デジタル化するのなら、もっと早く手を着けるべきだったのだが、記憶が曖昧となった今ではどうしようもない。せめて映像の方だけでも何とかしたいが、会長のIさんとはこの所連絡が取れないので、これまた手を着けられないでいる。ああ、デジタル化の道は遠しですな。
折角こんなに貰ったのに1本も見つからないとは。
貴重な記録は一体何処へ行ったんだべ?