すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

断捨離開始?

 明日からは四月。本格的に春を迎える。春ともなれば以前は真っ先にお山へ行く事を考えたが、腰痛が悪化してからとてもじゃないがそんな事はしようとも思わない。(笑)山菜採りやキノコ採りでさえ果たしてこの先何年出来るかと思っているくらいだ。

 

 歳を取ると斯様に行動制限が掛かるから甚だ面白くない。これで車の運転でも出来なくなれば尚更だろう。家にいる事ばかり多くなり、テレビばかり見ているから呆けるのは必至だ。呆けないようにあれこれ脳みそに刺激の有る事でもやらねばならんとは思っているんだよね。でもそうは思っていてもやる気が起きないから困る。

 

 やっと町内会長を辞められたので今年は断捨離するぞと思っても、実際に中々行動に踏み切れない。エー、アタシャ物臭なんですな。そうこうしているうちに夏を迎え、暑いからやらない。冬を迎え、寒いからやらないとあっという間に1年が過ぎるわけです。(解説してる場合か)

 

 まあ、そうなるのは流石に拙いので少しずつでもやらねばなるまい。手始めにタンスの中身整理でも明日からやるとするか。その次は小屋の片付けと幾らでも計画だけは出来てるんだけどなあ。捨てる決断力の有る方が熟々羨ましい。ま、やらなければ終わらない。覚悟して始めますか。(ホントかな?)

 

 

長く使える製品

 電化製品など新しい製品は一体長く使える物だろうか。部品の保有年数が8年くらいだから、精々持って10年くらいしか使えない。壊れたその部品だけが無いから廃棄して新しい物を買わなければならない。まさに使い捨てで有る。

 

 確かに電気代は掛からなくなってきているが、私達みたいな昔者は使える物を捨てる事に抵抗が有るのです。況してや長く使って来て愛着が有る物を手放す気には中々なれない。

 

 この間ターさんと各企業間で部品の共通化出来る物は共通化し、モデルが変わっても大幅に変えないで良い所は以前の部品でも使えるようにしたら長く使えていいのではないかという話になった。

 

 しかし製品が長寿命化すれば企業は儲からなくなるからそんな事は間違ってもすまい。でも使う側からすれば買った品物が長く使えれば、その分懐に余裕が出来るから、他の物を買うという選択肢が出来るから、決して儲からなくは無いと思うんだけどなあ。(我田引水か?)

 

 例えば私の趣味のオーディオを例に取ると、最近のスピーカーのエッジは大体ウレタンエッジかゴムロールエッジで有る。これだと使用頻度にもよるが大体10年持たずしてボロボロになる。所が私が使っているスピーカーはみな紙エッジか布エッジなため40年くらい経っていても平気で使用可能だ。

 

 無論最初の時から比べれば多少劣化はしていても再生出来ないなんて事は無い。真に貧乏人にとっては有り難い。所がメーカーは性能を追うあまりか、エッジが駄目になれば交換して使えば良いし、その方が性能を維持出来るからいいのだと言う考えなのだと思う。

 

 しかし残念ながら最初に書いたとおり部分保有年数は8年なのだ。必ず修理可能では無い。こうなるとエッジをメーカー部品で無くとも良いから直してくれる所に修理に出す事になる。まあ、オリジナルに拘らなければそれでいいかも知れないが、エッジがそもそも長寿命なら何もそんな心配をする必要は無いのだ。

 

 科学が発展して便利になったはずが実はちっとも便利になっていない。いや、それどころか反って不便になったような気がする。昔は街の修理屋さんが直してくれた物が部品などが電子化した事によって手が出せなくなった物が多い。メーカーに送って部品交換で有る。有ればまだいいが、無ければお仕舞いで有る。つまり今の製品はブラックボックス化してきているので有る。おまけに部品代を含めた修理代がバカ高くなってきているんだよねえ。直らなくとも出張費はしっかり取るし。(笑)

 

 ある程度の技術を持った街の修理屋さんが直してくれた時代が懐かしい。そうして皆長くその製品を使っていた。英国なんか高くとも孫子の代までも使えるような製品作りをしている。例えばデッカのカートリッジなんかかなり昔の製品でも送れば今でも修理してくれるという。これはその企業が自社の製品に誇りと自信を持っている事の証だと思う。長く使えてこそ愛着も湧くし、真にその人の物となるのではないか。日本企業もそろそろ製品作りの方向転換を図っても良いのでは無いかと思った次第で有る。

春だよ~ん

 漸く暖かくなってきて散歩をするのにも外套が要らなくなってきたのは有り難い。で、今日は散歩をしている途中でショウジョウバカマが咲いているのを見つけた。今迄寒かったので漸く出て来たかと嬉しかった。でも昨年は4月1日にタラの芽採りに行ってるんだよね。でも今年はご覧のようにまだまだというところです。でもやっと楽しみが出て来ました。

 

 

 

 ところで今日は待ちに待ったプロ野球が開幕。これで漸く夜のテレビが楽しみになりました。なにせ吉本の芸人がでてただくだらない事をくっちゃべっているだけの番組は見る気がしないので、ここの所夜はずっと音楽を聴いていました。少しそれにも飽きてきたのでプロ野球開幕は嬉しい限りです。

 

 これからは朝はメジャーリーグ、夜は日本のプロ野球と当分退屈しませんな。今晩は

久し振りに水割り片手にじっくりと見ていましたよ。因みに私が応援しているファイターズは開幕快勝です。明日も見る楽しみが増えました。「球春」という言葉が有りますが、まさしく野球シーズン開幕は春の訪れでも有りますね。

 

どう動かすんじゃ?

 さて本日は戴いたコンポを愈々動かしてみる事にした。まずはコンポの接続。と言ったってこの手の物はコードたった1本で繋げるだけ。甚だ簡単ですな。うちがテレビの音の拡声用に使っているコンポと同じだ。

 

 で簡単に動くだろうと思っていたら、それがそうでもない。(笑)CDを聴こうと思ってもトレイが出て来ない。5枚のCDチェンジャーでもCDを入れられないんじゃどうしようもない。散々あちこちのボタンを触りまくり、押しまくっても同じ事。

 

 さればMDはどうじゃとMDを入り口に入れようとしても吸い込んでくれない。入れる所は2箇所有るのだが、どちらも駄目。ほんじゃテープファンクションが有るので、テープを試してみようかと思うのだが、何処にテープを入れる所が有る?

 

 ではレコードプレイヤーはどうかというと、何処に接続すれば良いか分からない。何せ、今のアンプはイコライザーアンプを搭載してないから、そのままAUX端子に繋いでも駄目なのだ。まさかこのフルオートプレイヤーが持っているのか? う~ん、とてもそんな風には見えないが。

 

 そもそも持って来たマーさんがピンジャックを外したのだから、何処に刺さっていたのか覚えて置いてくれれば良いのだが、オーディオに全く関心の無いこの男にそれを要求するのは酷で有る。(笑)

 

 と言う訳で試してみようにもさっぱり分からん。熟々拙者は時代遅れ人間と痛感したぞよ。しょうがないからネットでマニュアルをダウンロードしようとしたのだが、機械が古すぎるのか、該当する機種名を入れて検索してもヒットしなかった。うーむ、ソニー君、些か不親切じゃのう。

 

 はい、こうなればお得意の「後の研究課題」にしておきましょう。アー、結局ラジオしか聴く事が出来なかった。でもオイラめげないもんね。しつこくチャレンジしてやる~。(いい遊び道具が出来て良かったね)

S君の遺品を戴くⅡ

 マーさんがレコードに引き続いてSさんが使っていたミニ・コンポを持って来てくれた。ソニー製で台座まで付いている。ヴァーティカル・ツインのスピーカーにMDチェンジャー、CDチェンジャーを点けた優れもので勿論テープも再生出来、チューナーも付いている優れものだ。パソコン対応となっているから、パソコンとの行ったり来たりも用意なのだろう。レコードプレイヤーも有ったがこれは元々セットには無かった物で恐らくSさんが買い足した物だろう。

 

 とにかく見た目も中々良い。18年ほど前の製品らしいが、その頃は15万円ほどしたらしい。さて問題は動作するかどうかだが、恐らくSさんは使っていただろうから、多分大丈夫ととは思うが、明日念のため動作確認してみよう。私はもはや巨大ステレオシステムがあるから、今更使う事は無いかも知れないが、もし買い手が現れなければ2階で使うか。でも既にミニコンと昔のコンポが有るからなあ。

 

 音楽好きでステレオシステムが無いという人にはうってつけなのだが。今の人はこの程度の大きさでも毛嫌いするからなあ。(笑)正直スピーカーだけでもこれはお買い得と思います、ホント。正直昔のミニコンポだと思っていたら意外と良い物で驚いた。流石S君。そんなにおかしな安っぽい物は使っていませんでした。(笑)さて動作品だったら幾らで売ろうかなあ。売れたらS君の奥さんに少しでもキックバックしなくちゃ。(笑)

 

 

被害者は意外といる

 町内総会の後の懇親会の折り、出席した近所のMさんより

「こんな事言うと恥ずかしいんだけどさあ。実はウイルス詐欺に掛かったんだよ。ここに電話しなさいとマイクロソフトの指示があったから、そこへ掛けたら結局お金を振り込まされたんだ。そしてまた指示があったから2度も振り込もうとしたんだけど、おかしいと気付いたコンビニの店員が止めてくれたんだよ。」

 

「ありゃあ、それは酷い目に遭いましたね。う~ん、そう言う被害に遭わないようにするため、うちは『パソコンお助け商会』の看板を出しているんですけどね。どうもお金を取られると思って意外と相談する人が少ないんですよ。私はボランティアでやっていますから特に材料費などが掛からない限り無料です。まあ、その手の詐欺の相談は実は昨年もあったんですけど、私が処理して大丈夫でした。」

 

「そうですか。真っ先にすかんぴんさんに相談すれば良かったな。」

「でも振り込みは1度だけで深みにはまらなかったからまだいいですよ。私の友人はウイルス対策のソフトを高いお金で買わされました。ウイルス対策と言っても反ってウイルスが仕掛けられているかも知れないので危険なんですけどね。兎に角最近は詐欺メールはやたらと来るし、ネット時代、デジタル時代になってある意味危険が増大しましたね。便利になって果たして良かったかどうか疑問です。」

 

 そんな訳で警察には届けていない被害が沢山有るのでは無いかと思う。皆さん、「ウイルスに感染しました」の表示が出たら、速やかに強制終了してパソコンに詳しい方にご相談を。

S君の遺品を戴く

 マーさんが先日亡くなったS君の遺品の整理に行っている。彼がコレクションしていたプラモデルやミニカーなどはマーさんが引き取ったが、レコード等や本は私に貰って欲しいと持って来た。

 

 S君と私は偶然同い年でもうかれこれ30年位前になるかも知れないが、彼を交えてギター・コンサートを企画した事が有った。昨年本当に久し振りに再会し、お互いに歳を取ったのを確認し有ったので有るが、元気でいたので嬉しかった。また会おうやと約束したのに帰らぬ人となってしまった。まさか心筋梗塞で亡くなるとは。

 

 彼も音楽好きと有ってレコードは100枚以上有っただろうか。ギター・コンサートを企画するだけギター好きで、自らもギターを演奏したようだ。だから当然ギターのレコードが多い。サンタナセゴビアなど結構有った。ポップス、ジャズ、クラシック、ニューミュージックなどジャンルは幅広く聴いていたようだ。

 

 本も芸術関係の物が少なくなく、少し私と似た所があると思った。イタリア贔屓のせいか文化もイタリア好きのようで恐らくミニカー・コレクションやブランド別の車の本などもイタリア好きが高じたためで有ろう。

 

 エー、会長職も退任したし、そろそろ断捨離に入ろうと思っていたのに、断捨離どころか、また物が増えてしまった。どないひょ?(知るか!)まあ、折角戴いたんだから、じっくり彼のレコードを聴いて彼を弔う事としますか。S君、向こうで元気にやっていておくれ。

 

レコードから本からごっそり戴きました。