すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

見る番組がねー

晩御飯を食べ、さてテレビでも見ようかと新聞のTV番組欄を見たらろくなのがない。民放は相変わらずの刑事物かお笑いタレント出演のバラエティー。NHKもパッとしない。まだEテレの方が時たま面白い番組をやっている。BSはちょっとはましだが昼間は温め返し。韓流安物ドラマ。TV通販。一体番組制作者はやる気があるのだろうか。視聴率がそこそこ取れればまあいいや、と言った姿勢が見え隠れする。例えばドラマなどは面白くしっかりした脚本が必要だし、そう言った脚本家を育てることも大事である。また演出家にしてもちゃんと下調べなりして演技指導することが必要だ。バラエティーなどは他局の番組で受けた物の亜流が多過ぎる。もっとオリジナリティーを持たせられないのか?とまあ、今更私一人が愚痴ったところでテレビが面白くなるわけじゃなし。見ないのが一番。と言う訳で余りに私がテレビを見ないものだから親友のKさんは「たまにはテレビを見ろよな〜。時代に乗り遅れるぞ。」と警告を発するのである。だがいくら言われてもつまらない物はつまらないのである。ま、最近ちょっと面白いと思った番組は「ほこたて」位なものである。これは企業同士の最先端技術とその勝負が面白い。何よりもオリジナリティーがある。そして私が面白いと思った通りこの10月からゴールデンタイムに進出する。一方最近つまらなくなったなと感じる番組はNHKの朝ドラの「おひさま」である。私は途中から見始めたのだが最初は結構面白かった。だが戦後になってから段々と興ざめしてきた。もともと中身がそんなに無い話を無理に引き伸ばして話がダラダラしてきた。一体何が言いたいのか話の中心がハッキリしていない。またあの回想シーンが宜しくない。井上真央演じる陽子と回想シーンを演じる若尾文子のイメージが全然合ってない。誰かが掲示板で言っていたが若尾ははまるで擦れっ枯らしの女将みたいだ。また話を聞く房子役の斉藤由貴の演技が臭すぎてどうにもついて行けない。大体回想シーンなんぞ入れるから先が判ってつまらなくなってしまう。そして回想シーンが今現在だとすると陽子は89歳だし、教師時代の同僚だった女教師は既に100歳を超えている。また「白紙同盟」の残り二人も健在のようだからこの話の中心人物は皆長生きでメデタシ、メデタシなのであろう。ケチをつけ始めたら止まらなくなってきた。ついでに言わせてもらうと昭和25年頃の安曇野の小川が流れていて辺りは草が生い茂っているような辺鄙な所で蕎麦屋が営業して行けるか甚だ疑問である。まして番組を見ていると出前もしていないようなのである。そしていつも同じセットを使っているので季節感全く無し。いつも店の戸は開いているが秋や冬は寒くないのだろうか?そして家族が帰って来て入るところは店の入口。普通お客の入る所からは入らないだろう。今日の放送分を見ていても「お客は徐々に増えてきた」とナレーションで言っても空々しい。店屋は立地が第一である。いくら腕がいい、味がいいと言ってもわざわざあんな辺鄙な所へ蕎麦を食べに行く人はよほどの物好きでなければいまい。また店を開く方も利益を度外視しなければ開けまい。利益と言えば陽子の旦那の和成は自分の店の仕事もせずに亡き友人の所で1ヶ月以上もタダ働きをしている。以前松本にいた時は陽子共々よそで働いていたはずである。それがあのような辺鄙な所でお客も対して来ない店で一家5人暮らしで経済的に大丈夫なのか?しかも杏子と言う居候が一人増えて6人となっているのである。 演技の点から言えば真央演じる陽子はいつまで立っても女学生みたいでおかしい。もっとちゃんと大人の女性を演じられるようでなくてはいけない。
 以上長々「おひさま」の悪口を書いたが何もこれはおひさまだけに限らない。安っぽい脚本や演出、俳優の稚拙な演技などがドラマをつまらなくしている。
 結論:だから最近のテレビはおもしゃねー。文句言いすぎて疲れた。風呂入って寝よ!