すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

雪だるまマーク

 週間天気予報にとうとう今秋は雪だるまマークの付いた日が二日出た。いよいよ冬の到来である。予報に雪だるまマークが出始めると各家は車のタイヤをスタッドレスに交換し始める。車の多い家は3台位あるだろうから、交換を商売人に頼めば1台2,000円としても3台で6,000円である。結構な出費だ。まあ自分ですれば只だがその分難儀をせにゃならぬ。全く雪国に住む人間は冬になると余計な手間が増える。だから降るのは一日でも遅い方が良いし、量は少ないのが良いに越したことはない。

 今後3ヶ月の長期予報は寒さが厳しく降水量は多いそうだ。いやんなりますね。毎日毎日雪のお相手をするのは。

 ところで雪国から都会へ出てそこで暮らした人は余程のことが無い限り故郷へ帰りたいとは思わないだろう。いったん雪の無い暮らしに馴染めばそれがどれほど楽なことか身に浸みて分っているからである。だからウチの町内に親が居住していて子供さん達が雪のない所に住んでいると、親が歳を取った場合必ず自分たちの所へ呼び寄せる。両親の所へ戻ってくるのはほとんど無い。

 私達も毎年毎年雪が無ければと何ど思ったことか。況してや山間部の過疎部落などは尚更であろう。自治体にしても除雪には多額の費用を費やしている。大雪にでもなれば除雪費用が足りなくなる年がある。国は雪国に対して除雪補助金などを出すべきだろう。(出てるのかも知れないが)我々雪国に降った雪を水源として作った電気を雪の降らない地域が使う。あーあ、何かおかしいな、これ。雪国の住人の税金はもう少しやすくしてもいいんとちゃう?除雪に大変な労働もしくはお金を掛けているんだから。

 だから雪国の人間は都会にたまに雪が降り慌てふためくを見ると快哉を叫ぶとですよ。
 「ふん、あれっぽっちの雪であのザマなんだから。見ちゃいられないね全く。大体長靴位履けよ。滑って転んで骨折するよりいいだろ。それとも何か長靴買う金がねえってのか?やだねー、貧乏人は。」
とまあこんな調子である。なにせこっちは雪で痛めつけられているから、根性ひねこびているのである。たまにはこっちに雪だるまマークで無く、関東に盛大に雪だるまマークが付いてくれ。そうなりゃ向こうの人間だって事故を起こして死にたくないだろうからスタッドレスタイヤを買うだろう。これ即ち経済効果だ。一方雪国は除雪費減って自治体潤う。メデタシ、メデタシ。(もうやけくそで無茶苦茶言っとりますな、ハイ)