すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

台風

台風15号が日本列島を直撃して大きな被害を出しているが、災害に遭って初めて他人の痛みが良くわかる。テレビなどで災害の様子を見ているときは他人事のように見ているが、自分が災害に遭うとは思っても見ないだろう。だが災害は何時でも何処でも誰にでもも起こりうる。現に当地柏崎は余りひどい災害に遭ったことはなかった。だが中越沖地震に見舞われ、私の家もひどい目に遭った。しかしまだそれは大したことは無い。東北大震災や、原発事故、さらには今回の台風12号、15号による水害で生活基盤を根こそぎ奪われた方のお気持ちは如何ばかりであろう。何とか立ち直って一日でも早く当たり前の生活を取り戻して欲しい。
 ところで台風というと忘れられない思い出がある。それは昭和36年第二室戸台風だ。当時私は小学3年生。この超大型台風が来た時は我がボロ長屋はどうなることかと危惧したが。幸い低いところに建っていたので災難は免れた。だが翌朝登校してみると我が母校は木造の前校舎がぺちゃんこにつぶれていた。後ろの校舎は少し低いところに建っていたのでつぶれずにすんだ。さらに私を驚かせたのはグラウンドの端にあったヨロンゴ(柏崎では榎のことをこう呼ぶ)の巨木が根こそぎ倒れていたことだ。私はつぶれた前校舎が好きだったこともあってひどくがっかりしたのを覚えている。その後前校舎は鉄筋コンクリートの校舎に建て替えられたが、今でもあの木造校舎が懐かしい。 台風も水不足の時などは反って歓迎されることもあるが、災害を起こさない程度に水を供給して欲しいものだ(虫のいい話ではあるが)
 ともあれ今年は異常に災害が多い。どうかもうこれ以上の災害は起こらないで欲しい。そして一日でも早い復興を切に願わずにはいられない。