すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

耳障りな言葉

最近頻繁に耳にする若者言葉がオジサンにはどうも気に入らない。古くは「むかつく」「千円からお預かりいたします」「超〜」に始まって今は「キモイ」「マジ」「てゆうか〜」「〜な人」「〜っす」「ヤバくね?」「追い抜かす」「真逆」「うざい」「〜になります」など上げればきりがないが聞いていると非常に不快な気分になってくる。特に「追い抜かす」に至っては「追い抜く」のか「追い抜かれる」のかさっぱりわからない。私の友人も言っているが、話言葉は段々省略されて短くなるのが普通だがこの場合反って長くなっているのである。こんな馬鹿な言葉の移り変わりは無い。大体今の若者たちは普段こんな言葉を喋っていて、いざという時ちゃんとした会話が出来るのか甚だ疑問である。そもそも以前は彼らも使っていなかった筈なのに、誰かがそれを使い出すと格好いいと思うのか、時代遅れになるという危機感からか、はたまた仲間はずれになる危惧からか何の疑いもなしに使い始める。全く自分の考えというものは無い。第一他人様が聞いていて嫌だろうなと思わないのか?(ま、思わないから使っているんだろうけど・・・)一頃日ハムの中田選手が「・・・・っす」という言い方をしていたが大分最近は良くなった。それはそうだろう。あんな喋り方をしていたらプロ野球選手としても一社会人としても恥ずかしい限りだ。中田選手の場合周りが注意指導しているようだからまだいいが、普通の若者の場合親がちゃんと躾けているのだろうか?話す言葉などどうでもいいと思ってはいないだろうか?私は言葉の乱れは生活の乱れといってもいいと思う。学校の先生方も親も更には世間の大人達もちゃんと指導して欲しいものだが、現実にはNHKのアナウンサーなども「真逆」などを平気で使っている。マスコミがこれでは先が思いやられる。私やKさんなどはうるさいオジサンと思われても正しく綺麗な言葉を使うよう指導しているつもりだ。最近では周りの大人たちも子供たちの影響を受けてこれらの耳障りな言葉を使っている。まずは大人のほうから範を示さなければならないと思うのだが・・・
 レジで「〜円からお預かりいたします」は店によっては余り聞かれなくなったが耳にするたび気になり、思わず訂正したくなるのをぐっとこらえている。綺麗な言葉は聞いていて気持ちが良いものだ。それは日本人の美徳、文化といっても良いものだと思う。文化を壊す言葉を使う若者達、助長するマスコミに強く猛省を促したい。