すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

平泉デジカメ研修旅行結果ご報告

雨の心配がされた研修旅行であったが初日の夕方にやや降られた程度で二日目はいいお天気で何よりであった。さて順を追って振り返ってみよう。
朝7時半にコミセンを出発して一路岩手県へ。途中磐梯山サービスエリア、国見サービスエリアなどに寄りながら平泉駅に到着。
 
 写真:磐梯山SAより見る磐梯山

 写真:越後交通の観光バスで今回の旅をする。


 写真:旅の楽しみは食べる事と飲む事?SAに停まる度に何か買って食べている。さぞかし旅の後は体重計の針が・・・・。国見SAにて。

 駅前の芭蕉館というお店で昼食に一同わんこ蕎麦を食べる。ちなみに24杯プラス12杯まではコミセンの奢りである。椀子蕎麦は初体験であるがお椀の中にはいくらも入っていないので、12杯でザル蕎麦1枚位か?あっという間に24杯食べる。もう12杯注文しようか悩んだが、蕎麦が素麺みたいなので、蕎麦を食べている気がしない。美味い蕎麦だったら当然追加なのだが、美味くないので止め。ま、駅前あたりの店ならこんなもんでしょう。尤も私だけがそう感じているだけなのかもしれないが・・・・
 
 写真:平泉駅前の蕎麦の店、芭蕉館。なかなか立派な構えだ。


 
 写真:平泉駅世界遺産の場所の駅とあって立派な設備の駅だが、駅の構内はローカルな土地柄だけに小さい。

 さて腹ごしらえも出来たので一同中尊寺へ向かってGO!中尊寺のバス停は広く、既に何台も大型の観光バスが停車していた。少し雨が当たってきたが、大したことは無いので金色堂へ向かう。参道は杉並木で鬱蒼としている上に、天気が悪いので薄暗い。にもかかわらず、参道は観光客で一杯で、まるで地元柏崎市のえんま市の様な賑わいだ。流石、世界遺産に登録されただけある。

 写真:鬱蒼とした参道はお天気が悪いにもかかわらず観光客で一杯だ。

金色堂で一同の集合写真を撮り後は自由行動。いい写真を取ってくださいとの事だが、辺りは段々薄暗くなってきて、いい写真を撮る条件からは程遠い。ま、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。闇雲にめったやたらと撮りまくった。が、後でパソコンに取り込んでみるとろくな物が無い。下手な奴は数打ってもやっぱりダメなんですなあ。5時を回り、宿泊場所の国民宿舎「衣川荘」に向けて出発。一関のジャズ喫茶ベイシーからは益々遠ざかる。

 写真:金色堂が入ったお堂

 さ〜て、どうすべえ。ベイシーに行くかどうか?どうもホテルからベイシーまではどう考えたって車で20分以上かかりそうだ。タクシー代も馬鹿にならない。そこで同行者を募るが誰も乗ってこない。一関の観光名所にもなっているベイシーに誰も興味ないのか?文化と芸術を解せん奴らめ。と、私は憤慨して(実は自分の懐具合が寂しくなるのを憤慨しているのだ。)敢然と一人で行く事にした。天才は絶えず孤独であるな。(誰が天才じゃ!)オッホン!そういう訳で夕食もそこそこにタクシーを呼んで貰い、出かける。タクシーのメーターが上がる度に私は後どれ位で着くんだろうと気が気でなかった。(天才は絶えず貧乏であるな)メーターが\3,000を超える前に何とか到着した。\2,990であった。時刻は既に7時を回っていた。

 写真:オーディオファンなら知らぬものとて無い一関のジャズ喫茶ベイシー

 扉を開けて中へ入るとマイルスのミュートトランペットらしき音が聞こえてきた。聞いているお客は一人だけで、店を訪れたもう一人の女性客は他のコーナーでマスターと奥さんらしき人と話している。コーヒーを注文するとカメラを携行していたので、店内撮影はご遠慮くださいと言われた。今まで雑誌でさんざん紹介されているので、こちらも別に撮影しなくても良い。
マイルスのトランペットと思っていたのは錯覚で、ウイントン・マルサリスが父親のエリスと一緒にやっている盤だった。その後はクインシー・ジョーンズ、大波の写真のジャケットのレコード(誰のだったかな〜、思い出せん。)、エルビン・ジョーンズのインパルス盤のヘビー・サウンズなど4枚程(片面のみ)を聞いた。大音量だが音のバランスが崩れず、低音は出ているにもかかわらず寝ぼけてはおらず、しっかりと締まっていた。願わくはモノラル盤や女性ボーカルも聞きたかったところだが、どうも午後8時で閉店らしく、音の感じもわかったので退散する事にした。タクシーを頼んで貰い、店を出たのは8時20分頃であった。タクシー代往復\6,000、コーヒー代\1,000を払っても価値ある音だったと思う。私には今後のオーディオの指針になるものだった。
 ホテルへ帰ってみると9時前にもかかわらず皆寝ていた。風呂に入り私も床についたが、ベイシーの音が気になり、中々寝付けなかった。