暖かくなってきて山の花も咲き出した。で、どうせ閑だからそれを見に行く事にした。まずなにはともあれ満開の桜を見に行く事に。平井の堰の所に植えてある桜が毎年見事な姿を見せてくれる。今日は平日だから宴会は催されていないようだ。本当は米山を背にした桜を撮りたかったが、生憎黄砂の影響か霞んでいて米山がはっきりしない。諦めて桜を主体に撮る。今日は暖かいので開花が一気に進んだようだ。
次は北条の里山で片栗の花を見に行く。いつもは八石山で最初に見る事が多いのだが今年はまだ登ってないのでこちらが先になった。
今年最初に見た片栗。いつ見ても可憐な花だ。でも根は深い。
キクザキイチゲもしっかりと花を開いていた。
次は小国の森林公園へと向かう。雪の残り具合や、山菜の生育状況もついでに見る目的もあった。途中の小国の田んぼはまだみな雪を被っていた。これでは大幅に田植えは遅れる事だろう。森林公園入り口の坂の所で水芭蕉が群生しているのを発見。いつもの年ならここは既に花が終わっている場所なのだが・・・
今が見頃の水芭蕉
森林公園は未だ雪の中であったがそれでも園内の桜は蕾がほころびだしていた。5月のゴールデンウイークのバーベキューの準備ををするために係の方達が一所懸命働いているのが目に付いた。
森林公園は未だ雪の中。この分だと4月中に雪は無くなりそうもない。
小国から帰る途中の道端にキクザキイチゲの群落を発見。青色のイチゲを写真に納める。
どうやらゼンマイ採りは連休明けとなるかもしれない。帰りは田島峠を経由していく事にした。峠をやや下った所でキスミレが咲いているのを見つけたのでついでにパチリ。同行のＵさんはここでコゴミを採る。流石主婦。しっかり夕飯のおかずを確保するの〜。
山際の土手に生えていたキスミレ。
漸く花の季節を迎えた。これから山ではイワカガミやシラネアオイ、雪割草、ニリンソウなど春の花が続々と咲き出すだろう。今年は遅い春だったが山を訪れる楽しみは増すばかりだ。
