山仲間やランニング仲間でもあり、学校の先輩でもあるＯさんが借りてた本を返しがてら遊びにやって来ました。話は山の事になり、Ｏさんは昨年所属している山岳会を辞めた事を話された。理由を伺うとリーダーが余りに場当たり的なので追いて行けなくなったとの事。それを聞いて山のリーダーというのは単に技術や経験、体力だけでは駄目だなと痛感した。経験だけに頼り、事前にろくに調べもせずに行動するという山をやるに者にしては甚だ首をかしげる事をやっているのは困りものだ。
私の知り合いにもそう言う人がいた。技術や装備の自慢をしても事前に登る山の事を調べもせず直ぐに予定を変える。また自分がリーダーで無い時はやたらとくちばしを挟み同行の人達を惑わせる。こんな人はいくら技術があっても来なくて結構だ。ある事件を境に私はこの人とスキーでも山登りでも同行しなくなった。最初に言っておくべきことを言わないで後から言い、予定を狂わす事がやたらとあった事も原因の一つだ。そのくせ本人はチームの和を崩すしていている事に気づかないのである。今は2，3人で登る事が多いのでそう言うことは無い。
まあ、山登りだけでなく何かにつけてリーダーというのはやはり総合力なのだなと思い知らされました。
