Ｕさんが遊びに来てカメラの話をしている内にカメラ屋さんへ行って新しいカメラがどんなになっているか見てこよう、ついでにカタログも貰ってこよう、と言う訳でカメラやさんへ行った。新型のカメラを見てあれこれ感心して帰って来た。ま、別に新しいカメラが買える訳では無いのだが、今流行のカメラの仕様がどうなっているのかは窺い知る事が出来た。さて帰って来てからＵさんにあれこれとカメラの説明をしながら自身のカメラの設定をかまっているうちに思いがけなく正しい設定方法を発見した。試しに撮してみると今迄上手く撮れなかった写真がすべて上手く撮れた。今迄はいつも撮った後確認しても思い通りに撮れない事がよくあったので疑問に思っていた。だがそれはしょうが無いものと諦めていたのだ。だが夜景などコンパクトデジカメで撮った写真の方が綺麗に写っているのは不思議かつ癪であった。こちらは一眼レフの中級機であるにも拘わらずだ。だが何のことは無い。設定方法だったのだ。だがここで私が疑問に思うのは最初からそう言う設定であれば問題ないと思うのに、出荷時はどうして上手く撮れない設定になっているのか頸をかしげたくなった。ともあれこのカメラを買ってから確か4年は経つと思うがよくもまあ今迄気がつかないでいたものだ。大体分厚いマニュアルはさらっとしか読まないから細かい設定は二の次で撮っていたのだ。しかも読んだ所でそんなに一度には頭に入らないからやはり使いながら覚えるしか無いのだ。が、それにしても4年間である。われながら呆れた。思えば随分失敗写真を撮り続けたものである。だが物は考えようだ。今年の夏山登山には何とか間に合った。これで皆様には少しはましな写真を公開できるものと思う。
教訓：たまにはマニュアルを引っ張り出してきてしっかり説明を読むべし
