10月は私の一番好きな月だ。暑くもなく寒くもなく過ごしやすい。それでいて爽やかできりっとしている感じがする。少し日が短いがそれが反って落ち着いた時間を与えてくれる。読書するには最適な時期だ。人によっては4月の方が好きだという方もいるに違いないが、私は春は何かぼや〜んとしていると思う。そして暖かくなってきて花も咲くしいいのだが、その分ウキウキして落ち着かない感じがする。よって10月に軍配を上げる。ちなみに私の誕生月は11月だが、11月は下旬になれば天気は荒れてくるし、冬がそこまでやって来ているので、余り楽しい気分になれない。加えて日は益々短くなる。11月後半のドヨ〜ンとした鉛色の空はとても我慢出来ない。そういう訳でやはり10月なのだ。第一キノコ採りが出来る。（またキノコ・・・）また冷暖房費が掛からない。いい事尽くめだ。
で秋の夜長、ただ今山本夏彦のエッセイを呼んでいる。かなりの皮肉屋さんだが、この辛口エッセイは痛快だ。共感出来るのは私も似た所があるからかも知れない。さて寒くならない10月のうちにお読み終えるとしますか。
