すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

これを聴け!

 今日は午後からKさんが遊びに来てたまたま若者の言葉使いから、彼らが読む本や見る映画、聴く音楽の話になった。そして私と彼が口を揃えて言う事は、若者よ、もっと良い本、良い映画、良い音楽を選べと言う事だ。例えば今の高校生、大学生の何パーセントが名著と言われる本を読み、名画と言われる映画を見、名曲と言われる音楽を聴いているかだ。これらスタンダードと言ってもいい物は必ず何らかの良い影響を心にもたらすはずだ。時には生きる支えになるかも知れない。だが悲しいかな、いい歳をした若者が(おかしな表現だが)例えばAKB48などに現(うつつ)を抜かしている。こんな小学生が聴いて喜ぶような音楽を聴いてどうする。だからいつまで経っても大人になれないのではないか。背伸びをして本を読み、映画を見、音楽を聴いてこそ啓発され、考えが進歩するという物だ。自分より程度の低い文化を取り入れた所で何の発展もありはしない。私達の若い頃はかっこいい大人に早くなりたくて、背伸びしてそれらを読み、見、聴いたものだ。それに引き替え今の人達は余りに幼稚に写る。それも育った時代のなせる技か・・・・。

 以前にもこのブログに書いたが、我が家のオーディオを聴きに来た24歳の青年がその音に感動して帰って行ったが、本当は音楽に感動して欲しかったのだ。普段日本語ヒップホップ等と言う、もはや音楽と呼べるかどうかわからないくだらない物を聴いているから、素晴らしい音楽を聴いても感覚が麻痺して感動出来ないのかも知れぬ。誠に憐れである。まあ、何度もこのブログに書いているが、そもそもかれらの親がその文化的素養がないのだろう。一概に彼らを責められないかもしれぬ。だが今はインターネットの時代。ちょいと努力すればいくらでも欲しい情報は手に入る。もっといい物を読み、見、聴いて自己を磨き、頭でっかちになるより心でっかちになって欲しい。(おお、カッコイイ!決まったな。)