昨年末はＭさんの勤める会社のパソコンの修理。で、その他年賀状印刷などパソコンにかんする諸々の事が一段落したと思ったら、今度はＵさんがパソコンが突然動かなくなったと電話してきた。何でも電源ボタンを押したら何かが焼けるような臭いがしてそれっきりだという。私はマザーボードが焼けたので無ければいいがと一抹の不安に駆られたが、とにかくそのパソコンを持って来てくれと御願いした。調べてみるとどうも電源がイカれた様だ。在庫を漁ってみて部品取り用のパソコンから電源を外し付け替える。ハイ、無事起動しました。Ｕさんは胸をなで下ろして帰って行った。
それにしてもパソコン修理という奴はどうも集中する傾向にある。以前も修理のパソコンが3台並ぶと言う事があった。滅多に依頼の無い「パソコンお助け商会」だが来る時には来るもんですなあ。パソコン仲間はこの機械を組む事が面白いみたいだ。どうも動かないマシンを動くようにすると言う事に快感を覚えるらしい。或いは自分仕様にするだとかが楽しいようだ。昔はパーツの相性問題とかがあって大変だったんだけどね。先日もパソコン仲間のＴさんが中古ショップで面白いマザーボードを見つけてきた件（くだり）を話してくれた。こういう話を聞かせられると私もついてもずら（柏粼方言。主に手でいろいろと構う事。これはてもずらをするとは言わずかくという）をかきたくなってしまう。
以前は結構ジャンク品などを買って色々とワサしていたのだが、（これも柏粼方言。いたずらの意。悪さが訛った物と私は考えている。）パソコン価格の下落と私の慢性金欠病が原因で最近はお休み状態だ。また私が購読していたパソコン雑誌が廃刊となったのも原因の一つだ。この雑誌に少なからず刺激を受けていた事は確かである。さてそうであれば他のパソコン雑誌を読めばいいじゃないかという話になるが、これが私の気に入った物が無い。大体時代はスマフォやタブレット端末の方にシフトしてきているので、パソコン雑誌は以前のようにどうも活気が無いし、面白くない。そうかと言って新しい知識も仕入れなくちゃならん。パソコン業界は足が速いのである。
本当は私みたいなモーテがナイ者（またまた柏粼方言。不器用者の意）がパソコン修理などと言うのがそもそもおかしいのだが、長年パソコンをワサしていたら知らぬ間に普通の人よりはちょっとは出来る様になったというのが真相である。だからＴさんなどの技術者と違って私はな〜んも電気の事は分らないのである。読者の皆さん、くれぐれもそこんとこ勘違いしないように。だから持ち込まれたパソコンが取り返しの付かない事になろうと、当局の一切関知する所ではない。（オイオイ、あぶねーな。）こりゃあ「パソコンいじり壊し商会」に看板を書き換えなけりゃならんか？
