すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

上越市までぶらり

 天気予報が外れて意外と良いお天気になったので、道の状態もいいし出かける事にした。昨日の新聞に上越市立博物館で有沢コレクションが年1回の公開中と言う記事が出ていたので、行ってみる気になった。有沢コレクションとは有沢製作所上越市)の社長だった故有沢忠一氏が集めたエミール・ガレの作品だ。ガレの作品は北沢美術館の一夜茸ランプを見て以来お目に掛かっていない。またもう少しさかのぼると友人のKさんが飛騨高山美術館の学芸員をやっていた時訪れてガレやバンドーム、ラリックと言ったガラス工芸作家の作品に出会っている。この時は高山美術館が開館したばかりだったので期待が一杯だった。

 閑話休題。その有沢氏が集めた全25点が展示されている。本音を言うと私は必ずしもガレの作品が好きな訳では無い。作品によってはグロテスクに見えて日本人である私の感性にはそぐわないものがあるからだ。だがそんなにグロい物やケバい物でなければそれなりに楽しめる。そんな私の思惑を察したのか、有沢氏が集めた作品は私の期待に添う物ばかりだった。やはり有沢氏も日本人なんだなと勝手に思いました。ともあれどれも素晴らしい物ばかりで、よくぞ集めてくれましたと言うのが素直な感想。

 会場の作品は写真撮影禁止なので会場となった博物館と同じ高田公園内にある高田城の三層櫓の写真をどうぞ。

上越市立博物館

高田城三層櫓

 時間が有ったので帰りは大潟区にある「水と森の公園」に立ち寄る。ここは以前から訪れたいと思っていたのだが、機会が無く中々果たせないでいた。大潟は海岸寄りの町なので雪は少ない。周遊コースが出来ていてこんな冬の日でも晴れていれば結構人が訪れているのには驚いた。春の花の時期が楽しみであるが、ふきのとうは早くも芽を出していた。景色の良い所なので冬でも訪れる人があるのだろう。1時間余り散策して帰路についた。今日は貴重な天気のいい日だったので思わぬお散歩の時間に恵まれた。はてさてこの次はいつになるやら?

新潟県立「大潟水と森の公園」のコース地図

花の時期ではないが美しい景色の展望がある

池の上を通る水上回廊が楽しい

パラグライダーのメッカ尾神岳が間近に見える

米山は柏粼側から見るよりもこちら側からの方が美しい

あちこちに施設や東屋、トイレなどがあり便利だ