最近インターネットラジオでＮＨＫのスペイン語講座を聴いている。昔英会話を勉強した時はラジカセから流れる雑音混じりの講座を必死に聴いていた物だが・・・・。録音するにしても中波と言う奴は夜になるとどうしても受信状態が悪くなり芳しくない。その点インターネットラジオなら混信、雑音の心配なく聴けるから有り難い。便利な世の中になった物だ。だが便利になるにつれて人は反って勉強しなくなるようだ。テープレコーダーが出来、録音していつでも聴けるようになると、録音して安心してしまうのか、先延ばしにして勉強しない。（え〜、要するにこれは自分の事を言っているのでありますな）で私は以後録音するのは止めにして一発勝負で聴く事にした。だから今もそうやっている。聴かなければその授業は無しなのだから身が入る。
脱線するが小中学校辺りでもどんどん教材にお金を掛けてパソコンは言うに及ばず、電子黒板やタブレット端末辺りも授業に登場して来ている。何も絶対使うなとは言わないが、使わなければ授業できないのだろうか？これらの機械は極めて高価な為、市の予算を沢山使う事になる。市の予算は我々の税金からなっているものだ。安易に使われても困る。昔の生徒達の時代は黒板一つで有る。生徒数も今よりずっと多かった。授業時間も学習内容もいまよりずっと多かった。だがそれらを使わなくても今の生徒達より成績は良かった。こう考えるとそんな物は使わなくとも学校や先生の工夫で何とかなる物なのだ。徒に金を掛けるばかりが能ではあるまい。
よって語学講座も然り。本人の熱意。これに勝る物はないので有る。学習教材が覚えさせてくれるのではない。あくまでも本人のやる気に尽きる。だから私はテレビで執拗に宣伝されるスピードラーニングとやらに冷たい視線を送るので有る。楽して語学は覚えられませんよ。ただ本人の熱と努力有るのみです。
え、じゃあお前は今そんなに熱を入れてスペイン語をやっているのかですって？あー、熱という奴は歳を取ると若い時のようにはそれほど熱くならない物でしてアータラ、コータラ・・・・。年寄りはいいのです。頭がボケないようにやっているのだから。さー明日も忘れずに聴くべえ。
