先日オーディオ仲間のＦさんから電話があり、知り合いの人がアルテックＡ５のウーファー515を売りたがっているから買わないかという。その515とは515Bではなく所謂ハリウッドレーベル付きの515最初のモデルだ。実はこの515は20年近く前にも買わないかと持ちかけられた事があったのだが、有る事件が元で断念した経緯がある品物だ。図らずもまた買うチャンスが巡ってこようとは・・・・。善く善く因縁が有るに違いない。え〜、そう言う事であるから、これは買えという天の啓示に違いない。（勝手な理屈を付けている）これを現用システムに組み込むと真正Ａ５システムとなる。まあ、これは前向きに検討しなくてはなるまい。え？金はどうするって？そんなものあなたまた葬式費用から捻出ですよ。（これで計画していた生前葬は出来なくなるなあ）まあ死んでからいい音が聞ける訳じゃ無し。聴けるうちが花ですよ。
それに買うばかりでは能がないから、いよいよそうなったら余ったＡ７のユニットを売りに出せば資金の一部にはなる。Ａ７との付き合いは長かったが潔く別れよう。願わくば近くの人が買ってくれれば一番いいのだが・・・・・。あ、そこの貴方お金有りそうですね。どうです、今ならお安くしときまっせ。ドライバー、ホーン、ウーファーの３点セット、ペアで25万で如何どす？あ？いらない？さいですか。やっぱり売れませんな。じゃあ死ぬ時に私の棺箱にでも入れて貰うとするか。閻魔様にでも売りつけよう。ついでにいらないジャズレコードも売りつけて地獄をジャズ喫茶にするべえ。（アホ！）
と言う訳で死ぬまでオーディオとジャズとは円が切れても縁は切れそうにもありません。
