すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

苗を植える

 耕したままで苗を植えない事には話にならないのでUさんとホームセンターに苗を買いに行く。え〜、何を植えようかと言う事だが、取り敢えず茄子を2種類4株。ピーマン2株、枝豆、大葉それぞれ2株。南瓜、西瓜それぞれ1株。大葉は手伝ってくれるUさんの為、西瓜はUさんとKさんの為。二人とも西瓜が大好きだからだ。また蕎麦にはネギが必須だからそのうち長ネギも植えよう。苗の代金は締めて千円もかからなかった。

 さて畝を造りいよいよ植えようかという段取りになったが、黒マルチと呼ばれる遮光シートを買って来なかった事に気がついた。苗を植えた後ではやりづらいから、どうしようかなと思っていると畑のオーナー○倉さんがやって来て、確か兄のウチにあった筈だが仰るので探しに行ってみるとない。しょうがないから車を飛ばしてホームセンターに買いに行ってくると、ありゃあ黒マルチの太い巻きのものが有るではないか。私が出かけた後見つかったとの事。ま、こんなもんでしょう。で早速それを被せに掛かるが風が強くてなかなか掛けるのが大変だ。一人だったら到底無理。手早くシートを延ばす傍ら土を脇に被せ、風で飛ばないように押さえる。茄子やピーマン、大葉など順調に植えていった時、隣の畑にいたお婆さんが
 「あんたらこの辺じゃあ見かけないけど、何処の人かね?」
と尋ねるので斯く斯く然々で畑を借りて初めてやるんです、と言ったら
 「道理で丸っきり素人みたいな事をしていると思った。(その素人そのものです、ハイ)大体西瓜や南瓜みたいな蔓物を畝に植える人はおらんでよ。それにこんなにくっつけて植えたら駄目なもんじゃ。」
 「あー、そうですか。やっぱり畝に植えるのはおかしいですよね。じゃあそっちに植え直すか。」
 「あー、まだまだ南瓜と西瓜はもっと離さにゃならん。蜂が受粉させるんだから、そんなに近いと西瓜だか南瓜だかよう知らん物が出来てしまう。」
と手早く鍬で辺りを耕し西瓜の苗を植えてくれた。
 「流石、手慣れていますね。第一我々とは手つきが違う。」
と私が言うと
 「そりゃあそうさ。わしゃあもう50年もやっておるもの。」
と平然と仰る。え〜、そういう訳で隣の畑には有り難い先生がいることがわかりました。(少々手厳しいけれども)

 は〜、やっと終わった。何か手直しばかりしてエライ時間を食った。ま明日からは水やり程度で済むだろうから、少しは楽だろう。これ、苗たちよ、早く根付いて頂戴。

 と言う訳で何とか苗を植えました。苗の数が少ないのはあまり植えて沢山採れすぎても困るからだ。自分たちの食べる分さえ有れば良い。メインは蕎麦なのだ。果してそっちの方は美味く行きます事やら。

苗を植えたぞー。でもちゃんと実る事やら・・・・