すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

オーディオ仲間の午後のひととき

 毎度オーディオ記事で興味の無い方にはえろうすんまへん。

さてブログで知り合ったオーディオ仲間のウィッチさんと上越市五智にお住まいのミーさんの所へ行ってきました。彼が愛用のスピーカー、アルテックの604を新しくダブル・ウーファー用の箱に入れ、エレクトロ・ヴォイスの38cmウーファー(コーン紙はアルテック515)を加え、更にツィターにエレクトロ・ヴォイスのT35を最近付けた。その音をまだ私はじっくり聞いた事が無かったので、ウィッチさん共々楽しみに訪問した。

 

 大きい箱とウーファーの追加の威力は凄く、以前単体で604の音を聴いていた時とは比べものにならない。これでクラシックのオーケストラが雄大になった。ウチのオートグラフより良く鳴ってるんとちゃう?ただウチのアルテックでクラシックを鳴らした時とは大分違う。低音の量感は我が家よりずっと出ているが、ただちょっと箱臭い感じがする。この辺は密閉箱所以かも知れない。うちはフロント・ロードの箱を後面解放で使っているため、もっとスッキリした音だ。しかしミーさんは元々クラシック・ファン。この音の方が合っているだろう。

 

 音は相変わらず早い。ジャズも聴かれるミーさんだから、今のこの音は恐らく彼にとってベストだろう。この音ならコロナ禍の昨今、家に閉じこもって音楽に浸るのも有りですな。さて我が家で音の出なかったデッカマークⅤ。ミーさん宅でもやはり音は出ませんでした。チキショー、(まあお下品な)一体どうなってるんだ。ヨーさんは魔法を掛けて音を出したのか? まあそれはともかく、音の良いSP盤も聴かせて戴いて満足の訪問でした。

 

 帰りにウィッチさん宅にも寄らせて貰い、システムの音を聴かせて戴いた。中々良い。恐らくCDだけしか聴いていない人なら何ら不満は無いだろう。コレクションも相当な物だ。しかし敢えて不満を述べさせて戴くと、やはりCDの音なのである。まず音が軽い。力感が無い。楽器の持つエネルギーが伝わってこない。まあ、しかしこれはアナログを聴いている者からの感想だ。ある意味私やミーさんの出している音は押しつけがましいのかも知れない。

 

 まあ、彼が今の音が好きなのか、それとも我々の出す音が好きなのかは個人の嗜好なので何とも言えないが、少なくとも我々の世界へ入り込むとちょっと怖いよ。泥沼だよ、イヒヒヒ。余り踏み込まない方が身のためだが。(笑)ただ彼のアナログ・プレイヤーはまだ非力で十分にアナログ・レコードの良さを引き出していない。彼はアナログ・レコードも少なからず持っているので、出来ればこれも大いに生かしたい所なのだが・・・。

 

 後はアドヴァイスなんておこがましいが、ちょっと言わせて貰うと、少し中低域に幕が掛かっているような感じがしたが、これは多分スピーカーのせいだと思うので、出来ればもう少しスッキリ鳴ってくれる物が見つかればいいと思う。まあ、これも好みの問題で有るので私個人の意見を押しつける訳には行かない。

 

 いずれにせよ、一日中そこにいて音楽に浸っていたくなるような空間でした。音楽好きのウィッチさんの人柄が溢れているお部屋です。本当を言うと余り音の事など四の五の言わずにしっかりと音楽を聴くと言う事が一番大切なんですがね。そう言う気分にさせてくれるのがこのお部屋です。音楽仲間の方、是非訪れて見て下さい。(あんら、勝手にそんな事言っていいの?)