参議院選挙が終わった。相変わらずの低投票率だった。一体投票に止むを得ず行けない人は別にしてそうでない人は何故行かないのだろう。面倒臭いからなのか、投票しても何も変わらないと思っているのか、はたまた入れる政党が無いからなのか。だが変わらないというのは間違いだろう。たとえ失敗したにせよ3年前は政権が変わったのだから。また入れる政党が無くても私の場合はその字チェンで意中番増しな政党に入れることにしている。現実を少しでもより良い物に換えなくては政治の前進は無いからだ。あきらめては駄目だろう。
そもそも先人が苦労して獲得した選挙権をたやすく放棄して良い物か。行きたくない人は選挙権の放棄をして貰いたいし、今後政治に文句を言って欲しくない。こんなのはどうだろう。特別な理由が無い限り続けて3回選挙に行かない人は選挙権を剥奪するというのは。そうすりゃ低投票率とやきもきすることも無い。兎に角政治に参加しないのは白紙委任状を出したのと同じ事だ。私は投票を棄権したことは一度も無い。
また投票後のインタビューなどでなぜその政党や候補者に入れたかを訊く場年があるが、入れた理由が余りにお粗末なのも納得が行かない。ちっとは政治を勉強しているんかい？カッコイイからとか何となくなんてのは駄目に決まっているだろう。まあ、マスコミに情報操作されている今の御時世ではなかなか真実は掴みづらいかも知れないが、幸いインターネットなどで新聞やテレビ、ラジオに流れない情報を掴めるはずだ。
今回は景気を良くしてくれそうだから自民党に入れた人が多いようだが、果して末端まで好景気のおこぼれが回ってくるのは何時なのだろうか？そもそも労働派遣法の改悪や、終身雇用制をぶっ壊して不景気の原因を招いたのは誰なのか？ＴＰＰや原発のことなども考えてちゃんと入れたのだろうか？
国会議員になれればどの政党だろうとお構いなしなんて候補者のいる政党なんて信用できぬ。有権者よもっと真剣に政治を考えてくれ！
