すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

野党とは?

 連日の政治ネタで恐縮だがマスコミが今度の参議院選挙で与党が何議席、野党が何議席と報道しているが、そも野党と何ぞや?政権についてさえいなければ野党なのか?そうではあるまい。与党に対して批判、対案を示せる政党が野党だと思うのだが、どうもそういった政党は共産党以外にはないように思われる。

 国会でほとんどの法案に賛成しておきながら選挙の時はさも批判めいたことを言って野党のふりをする。これらは似非野党か準与党と呼ぶべきだろう。したがって元々選挙前からねじれ国会などとは名ばかりになっていたのである。正に大政翼賛会だ。社民党も一応野党と言っても良いのかも知れないが、この政党は嘗て自民党と手を組んだことがあるので信用できない。

 何でも反対の政党として共産党は思われているが実は賛成も結構しているのだ。何でもかんでも反対している訳では無い。だが他の政党は反対のふりをしてほとんどの法案は全部賛成しているのである。選挙の時だけ反対のポーズをとるのは詐欺と言わざるを得ない。断って置くが何も私は共産党のファンでは無い。只一番まともなことを言っているし、ぶれていないと思う。野党らしい野党と言える。選挙の時政策をはっきり言わない政党、公約しながら守らない政党などと言う物は詐欺師集団と言っても過言ではない。東京選挙区で当選した山本太郎氏が
 「昨年の総選挙の時TPP反対を唱えた自民党の議員は205人いた。けれど自民党はTPP交渉参加を決めている。これは有権者への裏切りだ。」
と言っていた。約束を守らないから政治不信が起こるのだ。そして約束を守らなかった民主党は凋落した。

 野党がほとんど無い今の政界で次々と私達に不利な法案が通るのを恐れるのは私だけだろうか?この心配が杞憂に終わってくれれば良いが・・・・。