昨年ヌメリスギタケを採った所へ同じ日に行くことにした。その前にこれまた昨年激烈なるハタケシメジ採り競争をした場所へも立ち寄る。本日は昨年と違ってだ〜れも来ておらん。おお、これは私の独占状態か？と喜んだのも束の間、辺りを探しても何にも見つからない。ん？これはちと早かったかな。道理で誰も来ていない訳だ。しかし折角来たのに手ぶらで帰るのは甚だ面白くない。こうなりゃ意地でも見つけてやる〜。必死に探し回った結果小さいながらも4本程見つける。しかし小さいなあ。やっぱり出始めなんだな。でも一応しつこく探した結果1食分位は確保したぞー。普通は絶対に残して置くような極小さい物までGET。そんな小さい物まで採らなくてもと言うあなた、採らなくちゃ駄目なんですよ。この場所はキノコ採り達の草刈り場になっているので私が採らなくても他の人達が採ってしまうんだから。
キノコ採りのオバチャン達に採られないように超ミニサイズまでしっかり採取。こうなると我ながら意地悪をやっているとしか思えん。しかし罪悪感などを感じることは少しも無く次の地点へ移動。（悪い奴！）
さてやって来ましたよ、ヌメリスギタケ採取ポイントへ。有りました、有りました。早速写真に納め採取にかかるが、どうも昨年より量が少ない。どうやら生えている倒木が大分腐ってきているせいかもしれない。このままだと来年の収穫量も一段と落ち込むことが予想される。そこで別の倒木を隣に置いたり、重ねたりしてキノコの菌が染るようにして置いた。まあそんなに上手く行くかどうか分らないが何もしないよりは増しだろう。
おお、1年後にも正確に出てくれておいでだね。律儀やの〜。
御覧の様にボロボロの倒木上に発生しているので来年の
発生が危ぶまれる。
結局お目当てのヌメリスギタケ以外他のキノコは何にも出ていなかったので帰宅することに。所が車を出したとたんウェストポーチに入れて置いたはずの財布がない。ゲッ、これはエライこっちゃ。さっきＭさんから電話があった時は確かに有った筈なのに・・・・・。う〜ん、さっきヌメリスギタケの写真を撮る時に落としたのかも知れん。こうしちゃおれん。私は直ぐにとって返して写真を撮った所の辺りを探してみるが一向に見つからない。待てよ、そもそも財布は本当にウェストポーチに入れていたのか？ジッパーはちゃんと閉めているんだし、携帯を取り出す時に落としたのならあんなにゴロゴロした財布だから、いくら何でも気がつくはずだ。
とにかく一度家に帰って確かめて見ねばならん。帰りの車中では財布の中身の現金はいつも貧乏暮らしだから大して入ってないんだからいいけど、健康保険証やカード類がなあ、と色々考えてしまう。もし財布があるんだったら、今朝起きた時にパソコンの机の上に置いてあるのを見たはずだからと思い返しながら車を飛ばす。
帰宅するやいなやキノコの始末は後回しでパソコン机へ一直線。有りましたぁ〜。今朝私が見たままの状態になっておりました。う〜ん、そうするとポーチに入れたと勝手に思い込んでいたのか。我ながらそのボケ加減に呆れてしまった。あ〜あ、歳は取りたくないね〜。
