近頃ビデオテープをDVDにして欲しいという依頼をちょくちょくされる事がある。昔撮影した公演のテープや、昔の番組を録画したものを見たいが肝心のビデオデッキが壊れたり、無かったりで見る事が出来ないのでDVDにして欲しいというのだ。まあ、これなんぞはテープとDVDの両方のデッキ、もしくは両方が入っているデッキが有れば簡単に出来るのだが、どうも女性やお年寄りは機械操作が苦手らしい。そこで私にお鉢が回ってくる訳だ。私も機械にはとんと疎いのだが、この程度ならさして面倒ではないので気軽に引き受けている。
その際感じた事はビデオテープで録画したものは甚だ画質が悪いと言う事だ。よくこんな酷い画質で昔は我慢していたものだと変な所で感心する。特に録画時間が3倍モードで録画されたものは極端に悪い。皆さんやっぱり録画する時は質より量だったんですね。だから今のデジタル放送技術が如何に素晴らしい物か改めて感心させられた。
友人のＫさんなんかは持っているビデオテープをほとんどデジタル化させた。これにより今迄スペースをかなりとっていた場所が空いて、その分新しくDVDビデオを置けるようになった。それにしてもこれをやり遂げるのは中々根気がいる。無論持っていたテープを全部デジタル化した訳ではない。遺す必要があるもの、再度また見る事になるだろうと思われるものだけをデジタル化したのであるが、それでもかなりの量になる。えー、ちなみに私だったらずぇーったいやりまへーん。だってオイラノメシコキだもん。
あ、それから言い忘れたけどＫさんが持っていたビデオテープは私やＹさんの所に引き取られました。私は横浜のＯさんからも戴いたテープも有るので、とても生きているうちにこれらのテープを見る事が出来るか全く自信がありません。
DVD化することはいいことだらけなんだけど自分自身は全くやる気はないのです。え、機械が壊れてテープが見られなくなったらどうするかって？まあその時はハード・オフ辺りで中古品を見つけるか、それも無くなったら別にテープが見られなくても気にしません。だって今見ていないって事は将来も多分見ないだろうなーって思うからです。じゃあ何の為に在庫してるのですかって？そりゃあ捨てるのが勿体ないからですよ。（出ました！老人の勿体ない病）結局私も置く所がなければ捨てちゃうんでしょうけどねえ・・・・。
