明日は台風一過、晴れると思い。また天気予報もそうなっていたので、町内で草刈り機をお持ちの方などに、調整池の周りの草を刈るから協力して欲しいとのお願いをしていたのだが、いつの間にか予報に雨マークが入ってしまった。あちゃ−、もうお願いしてしまった以上、今更取り消すのも何だしなあ。こうなったらせめて草刈りをする朝の間だけでも晴れていてくれ。
それにしても台風の過ぎ去った後だけにてっきり晴れると思ったのに、あてがすっかり外れてしまった。今回の台風は雨台風だったからか？ところで私は小さい時この「台風一過」を台風一家と勘違いしていた。良くニュースで
「明日は台風一過、全国的にいいお天気となるでしょう」
なんて言っていたのを思い出すが、私は
「台風が一家揃って（大きい台風から小さい台風まで一斉に）やって来た訳じゃ有るまいし、なんでそんなに大げさに言うんだ？」
とばかり思っていた。われながらとんちんかんな事を考えていたものである。言葉を知らないと子供時代は勝手に解釈するのが面白い。
これは昔の文語調の歌などに顕著で、漫画家の矢口高雄氏などは
♪ウサギ追いし彼の山♪を「かの山のウサギは美味しい」と勝手に思い込んでいたそうである。そう言えば♪帰ってみれば此は如何に♪の「此は如何に」の意味が分からず、「怖い蟹」なんて解釈した例もあったな。
で、私の場合台風が一家仲良くやって来て、日本列島で楽しく遊んで（暴れて）去ってゆくので、後は清々しく晴れると勝手に思い込んでいたのである。まあ、半分くらいは当たっているとも言えなくもないので、この勘違いは「怖い蟹」よりは増しだと思うのだが・・・・・・。
