最近はこれと言って嵌まって読んでいる本がない。だからどの本も読みかけの状態になっている。今現在5冊程が読みかけだ。私は浮気性なのか？それとも飽きっぽいのか？えっ、その両方だろうって？フン、失敬な。ただ単に最期まで読んでない本が何冊か有るだけじゃないか。あんまり早く結末が分かったんじゃ面白くない。楽しみはしっかり取っておかなくては。え、そのうち筋を忘れて結末を読んでもよく分からないんじゃないかって？そ、そうなんだよ。登場人物をすっかり忘れてしまっていて、
「あれえ〜、こんなのいつ出てきた？」とか
「こいつ、主人公とどういう関係だったっけ？」
と思ったりする。
小説でなくとも私はしおりを挟んでいないから、どこまで読んだか記憶が無い。で、結局かなり前から読み直す羽目になってしまうのだ。だからちっとも前に進まない。
そんな話を今日Ｋさんの所へ遊びに行って話したら、
「いや、俺もそうなんだよ。この間すかんぴんさんに何冊も取り寄せて貰った本なんか、あっちこっち読みかけになっているよ。」
おお、それを聴いて安心した。飽きっぽいのは何も私だけではなかったのだ。そんな話になったらＫさんが筒井康隆の本を貸してくれた。Ｋさんは熱心な筒井ファンである。
Ｋさんは何冊か勧めてくれたが、私はそんなに筒井ファンではないので、1冊だけにとどめておいた。それでも結局これも読みかけになってしまいそう。駄目だこりゃあ。
