すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

小国森林公園

 ここの所ご無沙汰していた旧小国町の森林公園へキノコ採りがてら行ってみた。だが肝心のおキノコ様は中々見つからない。そこでハイキング気分でそのまま小国澤城趾へ行くことにした。今日は大陸の高気圧が張り出して涼しい風が吹いているから、歩いていても気持ちがいい。

 途中道の端にアミタケらしき物を見つけた。以後歩いて行くとそこそこ同じ物が採れる。ちょっと古い物が多い。もうちょっと早ければと言うところだ。後で家に帰ってきて洗っている内にどうも何か違うような気がしてきた。ひょっとしてチチアワタケかも知れない。今の時期に?という感じだが、どうも柄の形状や傘裏の感じから行ってアミタケとはちょっと違うようなので、取り敢えず食べないでおこう。まあ、ぬか喜びでした。

 その他に有ったのはお馴染みヌメリイグチ。こちらではダンベと読んでいるのだが、これがやたらと目に付く。それからクサウラベニタケとウラベニホテイシメジ。この2種がほとんど同じ様なところに出ているので紛らわしい。実際昨日のニュースでも旅館がクサウラベニタケを夕食に出してお客が中毒を起こしたというのが有った。自分が食べもしないのをお客に提供するなんていけませんよ、アアタ。その点オイラはまず自分がちゃんと毒味をしてから友達にあげてるもんね。

 まあとにかくこの2種とイッポンシメジは実によく似ているから始末が悪い。2年前になるが同じこの森林公園へキノコ採りに来ていたオバチャンたちがやはりクサウラベニタケを篭に入れていた。オイラが
「それ、毒キノコですよ」
と注意したのだが、
「あっ、そう?でも私ら毎年このキノコを漬けて食べてるよ」
と言う。やっぱりウラベニホテイシメジと間違っていたようだ。あれからあのオバチャンたちどうなったろうな?まあ直ぐに食べないからどうってことないけど、塩漬けにしても毒はそんなに抜けないと思うんだけどなあ。尤も
毒キノコのオオワライタケを何度も水にさらしたりゆでこぼしたり、更には塩漬けにして食べるところが有るって言うんだから、満更オバチャンたちの言うのが全部間違いとは言い切れないけど・・・・・。

 とまあキノコを探しながら、あっちへひっかかり、こっちへ寄り道しながらも城趾に着いた。以前は頂上直下はもっと道が悪かったのだが、大分整備されて歩きやすくなった。まあ前回登ったのは十数年前になるからなあ。頂上は広く360度の展望で有る。吹き抜ける風が心地よい。この次はここでお昼を食べてのんびりしたい。そんな気分にさせてくれる程落ち着ける場所だ。キノコは大したことがなかったけれど、久々に気分爽快になれました。また春にでも来たい場所ですね。

頂上

頂上から八石山方面を望む

こちらは左手に刈羽黒姫山、右手に米山です