今日は全国的に良く晴れた日。車のタイヤを冬用に替えたので、暖かくなった午後夢の森公園まで散歩に出かけた。平日なので余り散歩している人は見かけられない。纏った葉を落とした木々の間からは柔らかい冬の日差しが降り注いでいる。静かな冬の森。枯れ葉を踏みしめて歩く。その音が何とも心地よい。
木漏れ日の中を歩く
とは言えただ散歩している私ではない。当然のようにキノコを探す。（ああ、やっぱり）おお、見つけましたよ、ヒラタケ。と思ったら既に誰かに採られた後で残骸が残っているのみ。そうだよねー。こんなお天気がいいんだもの。誰もがこの森へ来るよね。特にこの3日間は良かったからなあ。もうこの際キノコの事は忘れてゆっくり散歩を楽しもう。
別の森へ行く。夏なら藪でとても歩けないような所まで歩けるのが冬の森のいい所。キノコの事は忘れたといいながら、何時しか足は嘗てエノキダケとナメコを見つけた森へ。エノキダケが出てた木は朽ちていて見る影もない。この森ではもうキノコに会えないのかと思ったその時におナメコ様発見。この木は嘗て大量に出た木だが、既に枯れて折れてしまった木だ。その木に僅か2本出ていた。
嘗て大量に出た名残
もう無いかと目を転じたら木の根元にクリタケが1株出ていた。おお、まだ出ていたとは！でもそれきりキノコを探し出す事は出来なかった。ま、しょうがないよね。もともと当てにしないで散歩しに来たんだから。1時間半程の散歩だったが、うららかな冬の日を満喫した午後だった。
クリタケ君はまだ採れましたよ
