Ｆさんがはるばる茨城県から遠征してきてナメコ採り楽しんでいった。まあ、これはここの所の恒例行事となっている。柏崎のオーディオ仲間との久闊を除すために毎秋来ているのだが、今秋はキノコの出が遅いためこの時期となった。
ところが折角長駆遠征して貰ったのは良いが、肝心のおナメコ様の収穫はイマイチ良くなかった。まあ、これはある程度予想された事では有ったのだが、それにしてもである。原因の一つは10日程前に幼菌がズラーッと出ていた木を養生していたのを誰かに見つかって、先を越されてしまった事が有る。現場には鋏の後も生々しく切り取られた跡が有った。
まあ早い者勝ちとは言え、少々当てが外れた。収穫が悪い中で最後はこの木でなんとか帳尻合わせを目論んでいただけに残念至極で有った。ま、それでも全然無かった訳でなく、Ｆさんを手ぶらで帰す事がなかったのが救いで有った。来年は新しい木を発見して捲土重来を期したいものだ。
まあ、何とか有るには有ったが、猟果はイマイチだった。
これがもうちょっと大きければ良かったんだけどねえ・・・・・。
さて夜はＫさんも招いての大宴会。Ｋさんは同僚との宴会を会費を払っているにも拘わらず、すっぽかしてこちらに駆けつけてくれた。悪いなあ。（笑）それというのも彼はＦさんと秘蔵のウイスキーを飲むのを楽しみにしていたからで有る。その酒は亡き御父君が残していったニッカの30年熟成酒「仙台」。桐箱入りの有難味の有るお酒です。おつまみ、グラス、氷まで持参する熱の入れよう。拘ってますなあ。（笑）
早速カンパーイ。ウー、うんめえ！流石30年物。いや30年じゃ有りませんよ。購入してから更に6年以上は飲まなかったはずだから、瓶のまま更に熟成したかも？ちなみに箱にはBlended and Bottled in 1999と記されてあったから、瓶詰めされてから17年経っているのかも知れぬ。いやー、流石に熟成されていて美味い酒ですな、等とワイワイ言いながら楽しく飲んでいた。
おお、桐箱入りで見るからにお高そう。
と、ここでＦさんが手近に有ったノートパソコンでネットにアクセスして調べたら、なんとオークションで375,000円の値がついていた。ひんえ〜、そ、そんなにお高い酒だったのね。いやー、Ｋさんに悪い事したべ。そんなプレミアムのついた高いお酒をあっという間に飲んでしもて。（笑）これならネットで売って儲けて戴いてその中からでマッカランでも何本買って貰っても良かったのに・・・・・・・。でもまさかそんなにしてるとはねえ。
ネットでは37,500円の値がついていた。ゲッ、そんなにお高い酒だったの？
でもそんな高級酒をあっという間に飲み干すのは痛快でも有ります。お陰でその晩は話題に事欠かない宴会となりました。
