すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ナラ食い虫

 ナラ食い虫(カシノナガキクイムシ)に因る倒木の下敷きになり、死亡するという被害が出た。楢枯れは5,6年前に全国的に起きて、特に長野県を中心として酷かったらしい。然もありなん。私はその頃からキノコ採りを始めたのだが、長野県栄村のお隣の津南町へ行った際、その被害の酷さに目を見張ったもので有る。

 不謹慎で申し訳ないが、そのお陰でその後のキノコの大発生となったので有る。だがキノコが発生した後はこのブログでも度々書いているように、木が栄養分を摂られてボロボロになってしまうから、いつ倒れてもおかしくない状況になる。強風でも吹けばたちまち倒れるだろう。実際この秋いつもの森へ行ったら、枯れ木が倒れていて道を塞いでいた。同様に津南町のキノコを採っていた場所へ行っても至る所で倒木が見られた。風の強い日はキノコ採りを見合わせた方がいいかも?

 楢枯れの後はそこら中で枯れた木を伐採していた。無論危険だし、他の木に移らないようにするためだが、今回の野尻湖畔のように観光地の枯れ木を早く処置しなかったのは拙かった。人が近くを通る所の枯れ木は真っ先に伐採して貰いたいものだ。予算や人手の都合もあるのだろうが、事故が起きてからでは遅い。枯れ松の場合も同じで町内にも最近要望があったので、市に早速申し入れた。

 それにしても松食い虫もナラ食い虫も困ったもので有る。大木になるにはそれ相当の年月を必要とするのに、あっという間に枯らしてしまう。枯れた木が山のそこら中にあるのは見ていて悲しくなる。私は決してキノコが採れるなんて喜んじゃいませんぞ。(ホントかな?)況してや今回のような事故が有れば尚のこと。楢枯れも松枯れも何とか被害が広がるのを食い止める方法は無い物でしょうかねえ・・・・。